カムチャッカの朝から
カムチャッカの若者が
キリンの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
S:おはようネスカフェ
ADC年間2004(たしか)の1ページ目に出てくる
ネスカフェの広告の詩です。
谷川俊太郎さん作です。
私の会社は雑誌のデザインが多い。
レイアウト段階では、
編集から、文章が来ていないことが多いので、
指定されている文字数で、ダミーの文章を入れこんで、
デザインをします。
で、
うちの会社では、ダミー文にこの文章を使っていて、
今日まで、
どっかで、聞いた事あるようなぁー・・・
なんなのか、
わからずにこの文章を入れていたんだけど。
つねに、
「カムチャッカの若者が~」
から始まるので、
レイアウト時の紙面は、
「カムチャッカ」だらけ。
私は「カムチャッカ」という言葉に
小さな思い出があったので、
気になってたんだけど、
あぁ、これは、ネスカフェの詩だったのね。
コーヒー=目覚めの一杯=朝
からのこの詩。
物語や表情が見えてくる広告は、
心に残るね。
今日、私が十何時間前に送った朝を、
今もどこかで、誰かが受けとって1日を始めようとしてて。
また、何時間後には、地球一周した朝を
私は迎えるわけだよ。
当たり前のことが、
文章ひとつで、
とってもロマンチックなものに聞こえるのだから、
谷川さんはすごいなー。
とあらためて♪
キリンの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
S:おはようネスカフェ
ADC年間2004(たしか)の1ページ目に出てくる
ネスカフェの広告の詩です。
谷川俊太郎さん作です。
私の会社は雑誌のデザインが多い。
レイアウト段階では、
編集から、文章が来ていないことが多いので、
指定されている文字数で、ダミーの文章を入れこんで、
デザインをします。
で、
うちの会社では、ダミー文にこの文章を使っていて、
今日まで、
どっかで、聞いた事あるようなぁー・・・
なんなのか、
わからずにこの文章を入れていたんだけど。
つねに、
「カムチャッカの若者が~」
から始まるので、
レイアウト時の紙面は、
「カムチャッカ」だらけ。
私は「カムチャッカ」という言葉に
小さな思い出があったので、
気になってたんだけど、
あぁ、これは、ネスカフェの詩だったのね。
コーヒー=目覚めの一杯=朝
からのこの詩。
物語や表情が見えてくる広告は、
心に残るね。
今日、私が十何時間前に送った朝を、
今もどこかで、誰かが受けとって1日を始めようとしてて。
また、何時間後には、地球一周した朝を
私は迎えるわけだよ。
当たり前のことが、
文章ひとつで、
とってもロマンチックなものに聞こえるのだから、
谷川さんはすごいなー。
とあらためて♪






