
世界的なギタリストのデビットラッセルが愛用していた事で有名で、音量豊かで多彩な音色が魅力のギターです。
また、出音の反応の良さも素晴らしいです。
実はその反応の良さには理由があって、ピンブリッジという独特の工夫があるからなんです。
通常のギターは

のようなブリッジなのですが、
ジョン・ギルバートは

のように金属のピンに弦が乗っています。
そのため、振動の伝達が良く、出音の反応が良いようです。
確かに弾いた瞬間に音が起ち上がるので、とても快い弾き心地がします。
このジョン・ギルバートを購入したとき、弦高が高く弾きにくかったので調整に出したのですが、戻ってくると音程が合わなくなっていました。
もう一度調整に出すと、ナットの向きが逆だったとの事です。

それでも少し音程がおかしかったので、色々試してみると、ピンブリッジの向きも逆でした。
普通こっちだろうと思う向きとは逆にしないといけないので、リペアマンもわからなかったみたいです。
他の特徴として、実はかなり弾きづらいギターです。
ネック幅が大きいので、普通のギターのつもりで押さえようとすると、弦と弦の間に指が落ちてしまったりします。
また、タッチで音色が変わりやすく、多彩な音色が出せる分、ツボが難しいです。
そんな、素直に弾かせてくれないジョン・ギルバートは、手のかかる友達だけど、僕は大好きです。
1987年に作られて、その後どうしていたかはわからないけど、今、僕の手元に来てくれて、楽しい音を奏でてくれて本当に感謝です。
これからもずっと弾き続けていきたい愛器です。