*乳がんの闘病日記の続きです。今年はじめの、ちょっと過去のことを思い出して書いています。
2/17/2011 ~ 3/14/2011
***
温存手術の病理結果を聞いてから、形成外科医のS先生と会うまで再建方法をネットでいろいろと調べました。
再建手段には大きく分けて、背中や腹部の組織を使って乳房を作る「自家組織による再建」と、エキスパンダーで皮膚や筋肉をのばして、その後シリコンなどを挿入して形成する「インプラントによる再建」の2種類があるそうです。
日本では人工乳房は保険が適用されないとらしくて驚きました。アメリカでは1998年のWomen's Health and Cancer Rights Act で定められた法律により、健康保険が適用される全摘手術はの場合、そのすべての再建行程に保険が適用されることを義務づけられています。それが女性の権利なのです。(でも健康保険自体は国民の権利ではないので、ちょっと矛盾してような...)ちなみにこの乳がん予防の全摘手術にも適用されます。(詳しくはこちら)
アメリカではエキスパンダー&シリコンでの再建と自家組織再建の1つで腹部の組織を使った TRAM flap が主流のようです。最近では腹直筋を切らない DIEP flap も多いそうです。
自家組織再建についてもっと知りたくてこの本を読みました。
乳がんを美しく治す

¥1,575
楽天
1例ずつきれいに再建された写真が載っていて、自家組織再建の穿通枝皮弁法について詳しく説明されていました。金額や入院期間など詳しく載っているので、日本の方はその辺も役に立つと思いますよ。(あ、でも$26はちょっと高かったかも。立ち読みすれば良かった。
)
インプラントにはない自然な形、ぬくもりのある乳房。自家組織で作るので感染などの心配もなく、体重の増減で胸も大きくなったり小さくなったりするらしいです。お腹の組織を使えば、おなかも引っ込むし。やっぱり DIEP flap が一番いいような気がする!
難点は、
手術時間が長い(10時間とか?)
回復期間が長い
おなかに大きな傷がつく
外科医のL先生にも意見を聞いてみようと、メールしたところ、DIEP flap の場合は3~4ヶ月待ちだそうです。そうすると、二時再建になる可能性も出てくる。
結局、子供もいるし仕事もあるので、手術時間も回復期間も短いインプラントでの再建を決断しました。
ブログ村に参加しています。よかったら、クリックお願いします。

2/17/2011 ~ 3/14/2011
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温存手術の病理結果を聞いてから、形成外科医のS先生と会うまで再建方法をネットでいろいろと調べました。
再建手段には大きく分けて、背中や腹部の組織を使って乳房を作る「自家組織による再建」と、エキスパンダーで皮膚や筋肉をのばして、その後シリコンなどを挿入して形成する「インプラントによる再建」の2種類があるそうです。
日本では人工乳房は保険が適用されないとらしくて驚きました。アメリカでは1998年のWomen's Health and Cancer Rights Act で定められた法律により、健康保険が適用される全摘手術はの場合、そのすべての再建行程に保険が適用されることを義務づけられています。それが女性の権利なのです。(でも健康保険自体は国民の権利ではないので、ちょっと矛盾してような...)ちなみにこの乳がん予防の全摘手術にも適用されます。(詳しくはこちら)
アメリカではエキスパンダー&シリコンでの再建と自家組織再建の1つで腹部の組織を使った TRAM flap が主流のようです。最近では腹直筋を切らない DIEP flap も多いそうです。
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インプラントにはない自然な形、ぬくもりのある乳房。自家組織で作るので感染などの心配もなく、体重の増減で胸も大きくなったり小さくなったりするらしいです。お腹の組織を使えば、おなかも引っ込むし。やっぱり DIEP flap が一番いいような気がする!
難点は、



外科医のL先生にも意見を聞いてみようと、メールしたところ、DIEP flap の場合は3~4ヶ月待ちだそうです。そうすると、二時再建になる可能性も出てくる。
結局、子供もいるし仕事もあるので、手術時間も回復期間も短いインプラントでの再建を決断しました。
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