2/1/2011
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この日は旦那に付き添ってもらって、放射線腫瘍医のM先生に会いにいきました。放射線腫瘍科のある、うちの病院のキャンサーセンターは、L先生がおっしゃったように、最近できたばかりのぴかぴかの施設です。窓も大きく開放的で待合室も割と明るい感じ。広々した待合室には私たちのほかに、ご夫人2人しかいませんでした。
すぐに名前を呼ばれて、診察室へ。笑顔のすてきな看護士さんが血圧を測ってくれて、その後、パンフレットを渡されて、放射線治療について簡単な説明をしてくれました。治療の前に放射線をあてるための位置を決めて、マークをタトゥーでつけること、治療は普通4~6週間かかること。副作用で倦怠感や、やけどのような症状もあるが、個人差があり、治療中も仕事を続ける患者さんは多いことなど。前もって予習しておいたので、これと言って質問はありませんでした。
そしてM先生登場。軽く自己紹介して、触診してしこりの大きさを確認。その後、放射線治療についてざっと説明。M先生は、はっきり治療は6週間かかる、と。そしてコンピューターで私の病理を確認して、「キャラメルさんの場合だと、まず手術して、抗がん剤やって、それから放射線治療だね」っと、かる~くおっしゃいました。L先生は、「手術後は抗がん剤は多分やらないで、ホルモン療法で十分」というようなことをおっしゃっていたので、旦那も私も、抗がん剤のことは頭にありませんでした。
とても驚いて、「抗がん剤やらなくちゃいけないんですか?L先生はやらなくてもいいみたいなこと言ってたのですが」と聞いてみたところ、「もちろん、最終的な病理の結果をみて、オンコロジストと話し合って決めることだと思うよ。でも、僕はたくさんあなたのような患者さん(腫瘍のタイプ、大きさ、年齢など含めて)をみてきて、ほとんどの患者さんが、手術、抗がん剤、放射線治療(+ホルモン療法)というパターンだよ」っと。
正直がっかりしました。というのも、4月の半ばに日本に3週間ほど帰省する予定だったのです。このときはまだ、手術の後すぐに放射線治療して、まだ行けるかも?っと淡い期待があったのですが、これを聞いて無理だと思いました。旦那も息子も日本は初めてで、とても楽しみにしていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その後、旦那が放射線治療の安全性について、また質問していました。旦那が一番気にしていたのは、私の乳がんは左側にあって、心臓にあたるのではないか?また、肺にかかることもあるのではないのか?M先生は、心臓にも肺にも微量だがかかることはある。でもごく微量で問題はないと。今まで放射線治療で肺炎になった患者さんは300人に1人だと。
治療は長くかかりそうだなぁとやっと実感しました。日本行きもキャンセルしないといけないので、私たちの帰省を楽しみに待ってるみんな(両親、親戚、友達)にも報告しなければなりませんでした。

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この日は旦那に付き添ってもらって、放射線腫瘍医のM先生に会いにいきました。放射線腫瘍科のある、うちの病院のキャンサーセンターは、L先生がおっしゃったように、最近できたばかりのぴかぴかの施設です。窓も大きく開放的で待合室も割と明るい感じ。広々した待合室には私たちのほかに、ご夫人2人しかいませんでした。
すぐに名前を呼ばれて、診察室へ。笑顔のすてきな看護士さんが血圧を測ってくれて、その後、パンフレットを渡されて、放射線治療について簡単な説明をしてくれました。治療の前に放射線をあてるための位置を決めて、マークをタトゥーでつけること、治療は普通4~6週間かかること。副作用で倦怠感や、やけどのような症状もあるが、個人差があり、治療中も仕事を続ける患者さんは多いことなど。前もって予習しておいたので、これと言って質問はありませんでした。
そしてM先生登場。軽く自己紹介して、触診してしこりの大きさを確認。その後、放射線治療についてざっと説明。M先生は、はっきり治療は6週間かかる、と。そしてコンピューターで私の病理を確認して、「キャラメルさんの場合だと、まず手術して、抗がん剤やって、それから放射線治療だね」っと、かる~くおっしゃいました。L先生は、「手術後は抗がん剤は多分やらないで、ホルモン療法で十分」というようなことをおっしゃっていたので、旦那も私も、抗がん剤のことは頭にありませんでした。
とても驚いて、「抗がん剤やらなくちゃいけないんですか?L先生はやらなくてもいいみたいなこと言ってたのですが」と聞いてみたところ、「もちろん、最終的な病理の結果をみて、オンコロジストと話し合って決めることだと思うよ。でも、僕はたくさんあなたのような患者さん(腫瘍のタイプ、大きさ、年齢など含めて)をみてきて、ほとんどの患者さんが、手術、抗がん剤、放射線治療(+ホルモン療法)というパターンだよ」っと。
正直がっかりしました。というのも、4月の半ばに日本に3週間ほど帰省する予定だったのです。このときはまだ、手術の後すぐに放射線治療して、まだ行けるかも?っと淡い期待があったのですが、これを聞いて無理だと思いました。旦那も息子も日本は初めてで、とても楽しみにしていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その後、旦那が放射線治療の安全性について、また質問していました。旦那が一番気にしていたのは、私の乳がんは左側にあって、心臓にあたるのではないか?また、肺にかかることもあるのではないのか?M先生は、心臓にも肺にも微量だがかかることはある。でもごく微量で問題はないと。今まで放射線治療で肺炎になった患者さんは300人に1人だと。
治療は長くかかりそうだなぁとやっと実感しました。日本行きもキャンセルしないといけないので、私たちの帰省を楽しみに待ってるみんな(両親、親戚、友達)にも報告しなければなりませんでした。


