署名、 拡散することしかできませんが・・・・。
署名されていない方おられましたらぜひご署名お願い致しますm(__)m
渡辺 真子さんのFacebookからです。
最初にお詫びします。
この写真を見たくない方は少なくないでしょう。
ごめんなさい。
これは、人に捨てられた犬と猫たちの最期の姿です。
今回の動愛法改正では、虐待(殺傷)に対する罰則を現行の「懲役2年以下または罰金200万円以下」から「懲役5年以下または罰金500万円以下」に引き上げられる模様。
この厳罰化はありがたい一方、しかし、です。
「生後56日に満たない犬と猫の販売も禁止する」としながらも「国の天然記念物に指定されている日本犬6種(柴犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、甲斐犬、秋田犬)は洋犬と習性が異なるとして、条件付きで規制の対象外とする」と。
公益社団法人「日本犬保存会」(会長は岸信夫衆院議員)と同「秋田犬保存会」(会長は遠藤敬衆院議員)が、柴犬や秋田犬など日本犬は規制の対象外とするよう求めていたそうですが、関係者が2年以上をかけた話し合いを無視するかの、いきなり「天然記念物」。
こんなことが簡単にまかり通るなんて。。。
初めて動物たちの問題に足を踏み入れた夏から20年、ペットの繁殖、流通、販売の現場を取材する中で、こみ上げる感情を必死に押さえつけながら、できる限り冷静に現状を伝える努力をしてきました。
パブリックコメントや署名集めには、本当に多くの方々がご協力くださいました。
市民一人一人が与えられたルールに則って、懸命に、一歩ずつ、動物たちを守る法律にするためにとがんばってくださったのです。
フェアに地道に活動してきた団体と 個人の方たちに対して、この土壇場での「天然記念物は対象外」はあまりに一方的で、あまりに酷いです。
力が強く、声が大きい一部の人たちの(わたしたちにしてみれば)降って湧いたような意見がこのまますんなり通るならば、もう民主主義ではありません。
柴犬や秋田犬だって捨てられています。
この写真の骨には、日本犬の純血種が混ざっているかもしれません。
天然記念物として大切ならば尚更、繁殖に関する規制を厳しくすることは、誠実な繁殖業者と犬たちを守ることにつながります。
わたしたちは過去の法改正で「科学的根拠がない」と幾度もシャットアウトされてきましたが、日本犬6種を8週齢規制から外す科学的根拠が揃っているのでしょうか?
別に、そのような議論を望んでいるわけでは全くありません。
(それでまた何年もかかるなんて、たまりません)
すでに世界の国々のスタンダードとなっている8週齢規制なのです。
同調すれば良いではないですか。
動物を虐待する人への飼育禁止措置や、多頭飼育者や、高齢者とペットなどなど、早急に向き合わねばならない事柄はたくさんあるのです。
産業動物や実験動物の福祉も遅れています。
こんな手前で立ち止まっていることが、もどかしくてなりません。
体調不良のため、 皆様のブログには全くご訪問が出来ずにおります。
本当にごめんなさいm(__)m