大学3年生になった息子。
4年間の脳脊髄液減少症の闘病生活を経て、普通の学生生活に戻り、早3年目です。
元気にしているという内容のブログを書き続けてきましたが…
実は先週末、バイクの自損事故を起こしてしまいました
以前も、砂利で滑ってバイクが横倒しになるという単独事故(自転車なら転んじゃった💦で済む話)がありました。
そのときは家の近くだった事もあり、息子に呼ばれて私も事故現場に向かいました。
何もない砂利道で曲がろうとして滑ってしまったところ、通りがかった方達に助けられて、通報などしてもらえたそうです。
息子は救急車で搬送され、バイクもレッカーされましたが、その割には怪我もバイクの損傷も大した事はありませんでした。
そして今回は、バイクのタイヤが擦り減っており(タイヤの注文をしていたという事実はあるものの)、タイヤ交換する前に運悪く事故を起こしてしまいました
通常なら十分曲がりきれるスピードで滑ってしまったようなので、もしタイヤを変えていれば起きなかった事故なのかもしれません。
バイクは残念ながら廃車になりますが、息子自身の怪我は大した事なく、不幸中の幸いという感じです。
肘や膝に擦り傷があり、服も擦り切れていましたが、自力でなんとか家まで帰ってこれました。
事故後すぐはアドレナリンが出ているせいか、痛みを感じる事なく、意外と動けてしまうようです。
友達と2人でツーリングに出ていたので、始めは友達のバイクの後ろに乗せてもらって帰ってくるつもりだったようです。
しかし免許をとって1年経っていない友達はまだ二人乗りが認められていないので、1年以上乗っている息子が友達のバイクを運転して、近くの駅まで移動したんだそうです。
そして息子は1人電車に乗って帰ってきましたが、服も擦り切れ、ヘルメットを手に持っていたので、見る人が見ればバイクで事故って電車で帰ってきたんだって分かりそうですよね
それにしても事故後、肘も膝も怪我してる状態で、友達を後ろに乗せてバイクに乗ったなんて…とビックリしましたが、アドレナリンのせいで痛みを感じなかったみたいです
ただ…帰ってきてしばらくしてから、首が痛いと言い出しました
脳脊髄液減少症の患者さんは、ご存知の方も多いと思いますが、ただの「むち打ち」だと思っていたら、実は「脳脊髄液減少症」になっていた…という事もあるそうです。
ちなみに、入院するくらい重症の人だと、病院で安静にしている間に、脳脊髄液減少症も保存的療法(安静臥床)により、知らず知らずのうちに治っている可能性が高いようです。
問題なのは、「軽いむち打ち」の人。
症状が軽いと首だけ動かさないようにして、わりと早いうちから普段通りの生活に戻ってしまいますよね。
でも、そうすると頭痛などの症状がいつまでも治らなくて、なんだかおかしいと思ってドクターショッピングを繰り返して、ようやく辿り着いたのが「脳脊髄液減少症」だったという話も耳にします。
息子も入院するほどの事故ではなく、「軽いむち打ち」でした。
でも、既往症として「脳脊髄液減少症」があるので、ここで脳脊髄液減少症を再発してしまっては大変!!という事で…大事を取ってしばらく大学を休む事にしました。
週明けに受診した整形外科では「あと2日程は安静にしてください」と言われました。
え?たったの2日なの?!と私は思いましたが、事前に息子と話し合っていた事もあり、息子から事情を説明してくれました。
「既往症の脳脊髄液減少症は、むち打ちからもなる場合があると聞くので、念のため1週間程、学校を休んで安静にしておきたいんです」と話したところ、診断書には「約1週間程度の安静・療養期間を要する見込み」と書いてもらえました
そして「何かあれば、専門の先生に診てもらってくださいね」とも言われました。
という訳で、息子は一週間の自宅安静を経て、ようやく明日から学校再開の予定です。
事故後しばらくは、ほどほどにベッド上安静で過ごしてもらいました。
始めは枕に頭を乗せるのにも30分位掛けて、痛くない位置を探っていたようですが、3日程で痛みは気にならなくなったようです。
擦り傷と軽いむち打ち程度で済んで、本当に良かったです。
気になって、何度も頭痛とかない?大丈夫??と何度も確認してしまいました。
もうすぐ試験があるそうなので、この後はしっかり登校してもらう予定です
それにしても、肘当て、膝当てのあるジャンパーも持っているのに、ここのところまったく着ておらず、息子もかなり油断していたと思います。
今後はもっと気をつけてもらわないと、命がいくらあっても足りませんよね