先日の公開模試はPRE合格判定という志望校判定のおまけグラフがついていました。

5年生だと7月と12月の公開模試がこれにあたるそうです。

日能研のホームページには12月のPRE合格判定テストの案内に

『私学へのあこがれや想いをつくり、これからの1年間を考えるためのテストです。』

と添え書きされており、志望校を決めるきっかけにしてください的なものでしょうか。

事前の志望校登録等はしていないので、おそらくココと同じ偏差値60前後の首都圏女子はほぼ同じ学校が並んでいるのではないかと思います。

2月1日だけみてみるとこんな感じでした。

そうそうたる学校ですし、確かにあまり意識していなかった学校もあります。

で、肝心の見方ですが、こちらも説明あり、以下の通りです。

上昇レンジと下降レンジは日能研が予想する実力の振れ幅みたいなものでしょうか。

なぜか上昇レンジのが大きいのはその気にさせる作戦ですかね。

普段の日能研のR4偏差値（合格予想率80％）だけでなくR2偏差値（合格予想率20％）とあまりなじみのない数値に加えて、合格最低偏差値も各学校ごとに出してくれています。

ココの志望校の参考になるのかもしれませんが、それよりも学校毎にグラフの長さが違うのが面白い。

桜蔭をみてみるとR4が69、R3が68で、R2が67？

おそらく合格最低偏差値も67あたりでしょうか。シビアです。

67～69なんてほとんど差があるように思えないのにその中で20～80％の合格予想率。

この辺りの学校はR4超えていても油断できないというのがよくわかります。

実際にMy Nichinokenから見ることができる持ち偏差値と受験者、合格者実績をみると70越えでも数人不合格になっていますし、65以下の合格者はいないのでその難関度がよくわかります。

一方で対称的なのは鴎友です。

テストの難易度なのかR2～R4のレンジも広く、合格最低偏差値もさらに低いところにあります。

実際にはたまたま持ち偏差値が低い人が一人合格していたとしてもこのようなグラフになるので、あくまで参考程度かなと思います。

年によってグラフの長さは違うでしょうからあくまで2023の結果だとこうなるということでしょう。

とりあえず、色々思いを馳せることができ面白かったです。

次回のPRE（なんの略？）は12月。

それまでに少しでも力をつけてもらいたいところです

PRE合格判定とは？