新4年生、明日の算数育テの範囲は四則混合の逆算です。

ところが、テキストや栄冠では前回の範囲の分配法則の活用がこれでもかと出てきます。

娘ココも前回の育テの時は少し曖昧だったけど、ここにきて理解が深まってきた感じです。

ただの分配法則の計算問題から分配法則を活用しての逆算。

応用問題で基礎を固めるとはこのことで、理解を深めるにはもってこいです。

でもこれは分配法則だからとか意識せず、息をするように分配法則を使えるように、育テ前日の夜にココパパの自作プリントで分配法則演習ノック。

分配法則は円周率を使うようになる時にきっと役に立つと思います。

例えばこういうの。

よく見る図形ですね。（え？見ない？無理やり作ったのでご容赦を）

半円だったり、4分の1になっていたりもしますね。

円周を求めるのにも面積を求めるのにも、円周率の3.14を何度も使うことがあります。

上図の色のついた面積を求めよ、ということであれば、

6×6×3.14－4×4×3.14

3.14×（6×6－4×4）

3.14×20=62.8

と暗算でできることもあります。

別に分配法則を使わなくても解けると思いますが、計算を少なく、より速く解くためには使った方がいい場合もあります。

正直、私は大学受験まで数学をやってましたが、ほとんど使っていないし、名前も初めて聞いた様な気もします。

が、中学受験算数では使えた方がいいのだと思います。

計算式がスマートですし、これは数学にも活きるのでは？と直感的に思いました。

で、プリントを解き終わったココさんが一言。

『たぶんテストでは工夫しないでひっ算するけどねー』

工夫は何となく苦手で、不安らしい。

工夫しようと考えすぎでも時間の無駄になるので力技もありだけど、地道に鍛えていきたいところです。