「キリストの墓が日本にあってもいいだろ?」


という反響が


「なにゃどやら」


の後で結構あった。

あってもいい、

んだが

その存在は偽者ゆえに許される

ということもある。

もし本物のキリストの墓なら

青森県戸来村はアメリカの爆撃を受けてる。

ひょっとすると俺の住む広島みたいに

原爆の犠牲になったかもしれない。


とまあ、

キリスト教徒にとってはそれぐらい


「キリストの墓」


というのは禁忌なんだ。

事実

キリストの墓ではないかという場所が

エルサレムにある。

ただし、

これは


「死後40日目の復活」


という教義に反するので

事実上キリストが復活するまでの

死体を安置した場所といわれているんだ。

現実には

この日本にも2箇所

世界中には何箇所もの

キリストの墓といわれる場所があるんだけど

異様なのはインドのものとフランスのものだろうね。

なぜこんな現象が起きるんだろう?

俺は


「二人のキリスト説」


をとる人だから

磔になったキリストと

復活を演じたヤコブの二人がいて

キリストの死体は何とか処分したとして

復活を演じたとはいえヤコブは生きているので

どこかで生活せねばならない。

キリストの死と復活の演出によって

爆発的に信者の増えているローマ帝国の勢力圏で

ヤコブがおめおめと生きているということは

キリスト教布教の上で邪魔になる。

殺してしまうのが手っ取り早いのだが

この段階ではそこまで教会の力は強くないので

おそらくどこかで暮らさせたのではないか?


不気味なことに

インドのカシミール地方に


「イエス」


と書かれた墓と


「モーセ」


とか書かれた墓があるんだ。

この地方のユダヤ人は

強制的にイスラム教に改宗させられているんだけど

この墓を守る人々だけが

例外的にユダヤ教を信仰してよく

墓の表記もヘブライ語なんだ。

説として


「イエスはさまよえる子羊たちを救うため東に向かった」


というのが異端なんだけどあって

この延長線上に


「キリスト渡来説」


もあるんだけど

日本のはやはり幼稚なお話に過ぎず

なんせ


「イスキリス・クリスマス」


だもん。

イエス・キリストの幼稚なアナグラムに

キリスト教に関係ありそうで当事日本人が知っていた


「クリスマス」


という単語を混ぜただけで

この竹内巨麿という人は

教祖になりたかったんだろけど

どうも創造性にかけるんだよな。


もう一箇所のフランスのほうは


「ダビンチコード」


で有名になった


「シオン修道会」


がらみなんだけど

この修道会の


「秘密文書」


が問題になっているんだけど

これって実は


「真っ赤な偽物」


で、

竹内文書と同じような創作だったりするんだ。

このストーリーも実は絵画から始まっている。

ニコラ・プッサンという画家の


「アルカディアの牧人たち」


この絵に描かれた風景と墓石のそっくりなものが

南フランスの田舎町にあり

この墓石の下に何を勘違いしたのか

財宝が眠っていると信じた人々が

勝手に掘るわダイナマイトは仕掛けるは

大変な騒ぎになったんだけど

英国のテレビ作家ヘンリー・リンカーンが


「レンヌ=ル=シャトーの謎」


という著書の中で

この墓石の碑文の


「ET IN ARCADIA EGO」



「たちされ!神の秘密を隠した」


と勝手にアナグラムしてしまったので

キリストの墓の可能性が出てきてしまったんだけど

これは

こんなの認めると


「冷蔵庫の中をよく見れば象がいる」


というピタゴラスイッチも正論になってしまう。

というわけでこれはないな。

ということで

キリストの墓はどこにもない。

それがバチカンの希望なのさ。



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