台風が近づいています。 | ポリテクセンター関東 | ビル設備サービス科 - 平成24年10月期生

ポリテクセンター関東 | ビル設備サービス科 - 平成24年10月期生

修了後から始まるビルメン修業を語るブログ。思い出6ヶ月間を振り返りながら、修行現場をご報告。同窓生からのコメントも待っています

台風シーズン到来間近になり、今年最初の関東上陸が予想されている台風18号がまもなく
関東地方に近づきます。

ビル設備の仕事でも、台風が近づくと準備することがあります。

基本的には、台風前点検といわれるものですが、屋上に風で飛ばされるようなものがないか?
風で動くようなものはないか?、冷却塔などの扉が開いていないか?
屋上のルーフドレインなどがゴミや土砂で詰まっていないかを、確認します。

また、今朝のような激しい雨が降ると、必ず漏水点検なども行います。

オフィスなどで働いていると気付きませんが、ビル管理の立場で働いていると
ビルでは、結構漏水があちこちで起こるもので雨が降るたんびに、点検が必要となります。

その他、大雨が予想される場合、雨水などをためる雑排水槽の雑排水を事前に
ポンプアップして、雑排水槽を空にしておく必要があります。

大雨が降ってからポンプアップしても、ビル周辺の排水が多すぎて下水道の処理能力を
すぐに超え、水が溢れてマンホールの蓋などが浮いたり、逆流して危険になるからです。

ちなみに、東京都の場合 1時間に最大50mmの雨を想定して、下水道を設計していますので
それを超える雨が降った場合、下水道から雨水などが溢れ出るようになっています。

そういうこともあり、雨が降る前に雑排水槽を空にして、雨が降っているときは逆流を
防ぐためにポンプアップをしない時があります。

最近はゲリラ豪雨などという想定外の雨が多いので、風だけでなく雨にも備える必要があります。

最後に、最近同期の人から連絡が来るようになりました。

みんなこの世界に入って半年ほど経ってきたので少しずつ余裕が出てきたみたいです。

来週あたりに、久しぶりに飲み会が入りそうな予感がします。