ザ・グレン・ミラーオーケストラ コンサートツアー2023
このコンサートは「文化庁による劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業」の対象になっていた。
18歳未満は無料鑑賞できる。
ただし、この場合の座席は親とバラバラになる。子供のみの座席になる。
(親とバラバラは困難なため通常料金での鑑賞をした。)
会場を見渡すとたしかに子供だけが集まっている部分があった。
その座席数は4~5名だった。
会場はガラガラだった。
気になって調べてみると文化庁の事業では「600席」が子供用に準備されていた。
実際に利用されたのは1%未満だった・・・。
会場の座席数は2000くらいある。
お客さんは500人くらいだった。
鑑賞中、あまりの空席ぶりにザ・グレン・ミラーオーケストラへ申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
地元の文化水準に驚愕していたが、空席の原因は文化庁にもあったようだ。
ちなみに東京公演をチェックすると昼の部のチケットは売り切れになっていた。
同日参加した「静岡県IB教育シンポジウム」では、文化資本の大切さを痛感した。
一方、抽象的なIB教育議論では熱を入れながら、具体的なIB教育の行動にはつながらない。
現状のIB教育を象徴するような光景だった。
ばりばりのアメリカ英語によるザ・グレン・ミラーオーケストラ
子供はアメリカ英語が心地良いようだった。
一方、日本人ジャズ歌手には不満・・。
いわゆるプロ日本人の英語風の発音には許せない違和感があるようだ・・・。
このあたりの感覚は良くわからない。
JRの日本人車掌のカタカナ英語は許容できるが、新幹線のプロアナウンスの英語の訛りは許容できない等。