バイリンガルの分類
バイリンガル当事者の書いた記事を読むと下記の分類ができそうだ。
①独立型バイリンガル
②回廊型バイリンガル
①独立型バイリンガル
インターや帰国子女にみられる。
「英語は英語」「日本語は日本語」
それぞれが独立して発達をしている。
思考が2つになる。
②回廊型バイリンガル
「英語→日本語」「日本語→英語」の回廊が発達している。
思考が1つになる。
子供のことを思い起こすと
子供は5歳まで「①独立型バイリンガル」だった。
現在は「②回廊型バイリンガル」になっている。
これはイマージョン教育で通訳状態になっている結果だと思う。
「英語→日本語」「日本語→英語」「英語→英語」「日本語→日本語」
いろいろと器用なことができる。
どちらのバイリンガルになるのかは、訓練とか環境によると思う。
この分類から派生する論点の方が面白いかもしれない。
①独立型バイリンガル
アイデンティティが安定しない
性格が2つある
②回廊型バイリンガル
アイデンティティが安定する
性格が1つ
バイリンガル当事者の書いたものを読むと、ここはかなり深刻なテーマになるようだ。
子供が「①独立型バイリンガル」だったころ、アイデンティティ面でかなり危うい感じがみられた。
とても公立小学校へは行かせられないと思った。
現在「②回廊型バイリンガル」になって、アイデンティティが安定した。
性格は生来のものに基づくものになっているように思う。
子供には「イマージョン教育」(日本人ばかりのイマージョン教育)が良かったと思う。