過剰演出のOZMAをNHK突き放す


視聴者様からのご意見が750件ですかー。うーん。
その時間は一年の穢れを祓っていただいている最中だったので、リアルタイムでは見てませんでしたが、録画で見てみた感想としては

あーっはっはっはっはっはっは

ほとんど『笑い講』状態でした。すみませんゲラなんです。
事前のインタビューでもサプライズを匂わせていたから、こりゃタダじゃすまないと思ったし、ダンサーさんの衣装がなーんかもこもこしているなあ、と思ったらそういう事でしたかー!やられたーっ!!!という感じでしたわ


で、結局。どこからどう見ても作り物のもこもこタイツの、どこが教育上よろしくないのかは謎のままでした。
パンツに装着していたモノだって、アテネオリンピックの開会式の笑撃には及ばなかったし。

そもそも、ああいうものって、日本じゃ古来より「子孫繁栄⇒豊穣」の象徴として各地でお祭りがあるから、別にそんなやーらしい見方しなくてもいいんじゃないかとも思ったり。
どんな祭りがあるか知りたい方は、日本の奇祭を扱っているサイトさん⇒ などご参照いただくとよろしいかとw

初詣と切っても切れない『古事記』の中でだって、天照大神の天岩戸隠れ対策で、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が伏せた桶の上で踊った際に神懸りし、胸乳どころかお下の方まであらわにした時、八百万の神々は男女関係無く

高天原を揺るがす程どーっと笑った

じゃーありませんか。これはタダ単に「いいもん見られた」から笑ったんじゃなく、女性のそういう所にはパワーが宿っていると考えられていて、その女性の中でも殊にパワーの強い天宇受売命がそれを出した=パワー全開!
こんなにめでたい事はない!!!と寿いで大笑いしたわけですし。

ここはひとつ、そういう故事をお子さんに紐解きつつ、家族みんなで笑い講する方が楽しいし音譜教育的なんじゃないかと思ってみたり。

夢枕獏さんの「陰陽師」の作中、安倍晴明のセリフで
「神も鬼も、人が作ったものだ」
というものがありましたが、以前神職の方から伺ったお話の中でも、同じ言葉を聞きました。


それを神とするか、鬼とするかは あなた次第。

どうせなら八百万の神にならって、どーっと笑っちゃいましょうよ