• 安全な庭のなかで、泣いていたのは、だれ。

• 真実という名前の、錯覚。

• コップいっぱいの水に、太陽を溶かす。

• 焦がれ、期待し、失い続ける事こそが、ぼくらの。

• はじまりは、おわりの、はじまり。

• ぼくの上に降り積もる、甘くて苦い、日々の欠片。

• 或いは憧れにも似た、不確かなざわめき。

• 誰かを愛する、誰かを、憎む。

• 今日の惑星は、みずたま模様。

• 柔らかい翼で、甘い恋を、泳ぐ。

• 過去からは逃れられても、未来からは逃れられないのだな。

• 何かを手にいれても、何かを失ってもぼくはどうしようもなく、ぼくのまま。

• 鍵ならポケットのなかにちゃんと入ってる。

• 白い闇のなかで、鍵をかけて、眠る。

• 泳いでも泳いでも、岸に辿り着けないんだ。

• 続きの明日なんかじゃない、けれどもたしかにつながる未来。

• 目を閉じれば響く、確かな音。

• ぼくの、負けだ。

• やわらかな光に包まれて、猫みたいに寄り添っていたいの。

• ぼくの嘘には、影がないんだよ。

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