土用の丑の日といえば、江戸時代、夏場に売上が落ちる鰻屋さんに頼まれて「土用の丑の日」との貼り紙を掲げるもいう平賀源内の策略であったことは有名なお話
しかしながらずーっとずーっとその前…
万葉集に大伴家持が
「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ」と詠んでいます
*友人を気遣い夏痩せに良いそうだからうなぎをとって食べなさいと詠んだ歌
1300年前の奈良時代から栄養価の高い食べ物として食され、江戸中期には夏の土用に「う」のつく物を食べる風習が広まったというのが本当のところではないでしょうか
そういうわけで…
土用の丑の日は鰻
浜名湖の鰻
カリッカリのウェルダンな焼き具合が好みです
鰻重(並) 1匹 肝吸い
ここからすぐの新橋通のお店です
新橋通には江戸末期から明治初期にかけて建てられた建物が多く立ち並び、増改築は日本瓦、格子やすだれ、べんがら塗りなどが義務付けられているので祇園の中でも最も情緒あふれる京都らしい通りになってます