熊野本宮大社
めちゃくちゃ久しぶりに訪れました
狛犬が八咫烏のワンポイントのマスクしてるww
こここら先は撮影禁止
大斎原
神が舞い降りたという大斎原
熊野本宮大社はかつて熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました
当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など現在の数倍の規模だったそうですが水害で流され、残った四社が今の場所へ遷座されました
日本一大きい鳥居
2番めが奈良県桜井市の大神神社らしい
下から見上げると…すごい
産田社
熊野本宮大社の末社で本宮から大斎原(旧社地)までの途中に鎮座し、八百万の神々をはじめ総てを産みだされた産土の神と崇められている「伊邪那美尊」が祀られています
熊野本宮→産田社→大斎原の順番で参拝するそうなのですが、勘違いしてて熊野本宮→大斎原→産田社の順でまわってしまいました
本宮の神殿も順番間違えててズタボロです
泊まるところは川湯温泉
旅館からの眺めは最高です
この川の横にホテルの露天風呂があってロケーションは抜群
大浴場から湯着を着て露天風呂へ行けます
ちなみに行きは十津川を抜ける奈良ルートでしたが山道が多く、途中車酔いでかなりつらかったんです
なので帰りは尾鷲を抜ける三重ルートで帰りました
北上するのでまずはウミガメから(笑)
アオウミガメ
道の駅にウミガメがいます(餌やりもできますよ)
あのピンポン玉みたいな海亀の卵って一度触ってみたい
七里御浜海岸
熊野市から紀宝町に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸
「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」など全国の景勝地と並んで選ばれているそう
熊野詣でをする人々にとっては「浜街道」として西国三十三所を目指す巡礼者が多く歩いたことから「巡礼道」とも呼ばれ信仰の道だったようです
御影石や那智黒石など「御浜小石」と呼ばれて那智黒石は明治時代中期以降には黒碁石に加工されたとか
原石は熊野川が紀伊山地を削って運んできたもの…なんだか自然ってすごい
この波、かなり迫力があります
この七里御浜に打ち寄せる波が漂着した礫を玉石に磨き上げるのですが、見渡す限り角の取れた石ばかり
石だらけの浜辺もめずらしい光景です
遊泳禁止なのは一目瞭然!波もすごいし、海の色を見るとまったく遠浅ではないと思います
ふざけて近寄っても引き波にさらわれたら自力でもどれないでしょうね
道路を挟んだ道の駅にて
温州みかんが甘〜い
極早生は味が薄い感じがしますが、めちゃくちゃ酸っぱいセミノールの後に飲むとおいしく感じる不思議(笑)
和歌山の道の駅でもこれ買いました
御朱印ももらったし、満足!満足!
右は秋限定の御朱印です
田園風景の中の大斎原
本格的に熊野古道を歩くと現代においてもそこそこしんどいと思うので、平安時代の熊野詣はきっと想像を超える過酷なものだったでしょうね〜
何不自由なく暮らせる歴代の法皇、上皇、貴族などがあえて何度も熊野詣をする不思議…
生きながら死んで、浄土に生まれ変わり、成仏して再び現世に帰っていく
浄土往生を願う気持ちは貴賤を問わずということでしょうか
信心する気持ちは古今問わず同じようなものなのかもしれません