中秋の名月『笹屋伊織』 | 花万朶

花万朶

美味しいもの…ときどき

思いっきり曇ってます

今日は十五夜(芋名月)でした満月

しかも8年ぶりの満月と同日!


一昨日あたりから月の光が綺麗で盛り上がってきてたのに肝心の今日が曇りとは…無念だぁ〜あせる


お月見団子は笹屋伊織さんにしました


3つだと箱の中で安定しないのでと空パックを入れてくださいましたが、何とそこにかわいい折り鶴が入っています

おしゃれすぎキラキラ

こういう心遣いって素敵ですよね〜♪(伊勢丹地下1階)


「十五夜」は一番馴染みのあるお月見です

中国から伝わり、平安貴族は池に舟を浮かべ雅楽を奏で優雅な観月を楽しんでいたとか…

庶民にも浸透したのは江戸時代

芋名月と呼ばれるように芋などの収穫を祝うものとなっていきました


そして、次のお月見は「十三夜」

こちらは栗名月、豆名月と呼ばれ、日本で生まれた風習でその名の通り栗などを供えます


最後は「十日夜」(とおかんや)

稲刈りを終え田の神様を見送る行事で、お月見がメインではないため月齢に関係なく新暦の11月14日となります


こうしてみるとお月見は作物の収穫と密接に繋がっているのですね

実り多き秋に私たちが生きる糧である収穫物に感謝する風習だと思うとまた違った感慨深さがあります


十五夜は残念でしたが、10/18の十三夜、11/14の十日夜を楽しみにしたいと思います

関西ではこの形です(里芋のイメージ)





笹屋伊織さんのHP



ちなみに夏越の祓(6/30)の時の水無月も今年は笹屋伊織さんでした