メタグロスとかいうテテフくじのついでに出てくる外れカード

価格は一枚200円くらい?

 

せっかくダイゴのスリーブを持っていたのに使う機会がなかったことから、じゃあダイゴのエースのメタグロス使ったろ!と安易な理由で制作に励んだデッキ。使ってるうちに愛着湧いた。けっして強くはないけど、相手にやりたいこと押し付ける脳筋プレーと回復のタイミングやダメージ調整の頭脳プレー、この2つのバランスが嫌いじゃない。

 

とりまレシピはこれ

最初にメタグロスについて。あえていうなら「HP250で3エネ150をかましてくるドータクン」

もちろんデメリットもある(てかそっちが大きい)。150を2ターン連続で打てないこと(ボルカニックヒートと同じ)。2進化であること。特に前者は致命的。150という打点がそもそもEX・GX相手に素の火力でワンパンできない上に連打不可。このことから、メタグロスデッキの課題はポケモンの出し入れをスムーズに行う、そして微妙な火力を補うことの2点だと考えました。

 

メタグロスGXのデッキは基本的にソルガレオかマグネットワープ(?)の特性を持ったもう一体のメタグロスと組まされることが多いです。メタグロスGXの技は2ターン連続で打てないので、特性で毎ターン入れ替えがしたいわけですね。今回はどちらも不採用。まずソルガレオの方は2進化2体構築が田舎の雑魚には作れない。マグネットワープはメタグロスGXを2体立てれば強いという認識をしていたため、「普通のメタグロスよりもGXを優先したい」→「あれ?マグネット立てる余裕ないや」という思考で採用を見送った。

次に安定してメタグロスを出し入れする他の方法は?という自問自答が始まり、見つけたのが月輪とかいうスタジアム。超エネが付いてるポケモンの逃げるに必要なエネが2つ減るというカード。メタグロスは特性で超エネルギーもトラッシュから付けられるので自然と入れることのできるカードでした。メタグロスの逃げエネは3なので1エネで逃げることができるようになりますね。トラッシュしたエネも特性でリカバリーできます。

このカードのおかげで技を打てないメタグロスが棒立ちするという場面を回避できる。2体立てば150の連打もできます。こうしてメタグロスGX+月輪の祭壇というコンセプトが生まれました。

 

ここからレシピの解説

・メタグロスライン(3-2-4)

メタングもう1枚増やしたいけどスペースない。アルゴリズムGXを序盤に使うことは避けたい(理由は後述)。

・月輪の祭壇

コンセプト。スタジアムの貼り合いやブロワーで飛ばされる警戒で、あえて序盤は貼らないプレイングをしたい。

・テテフGX

潤滑油、アタッカー、GX技による回復の3つをこなす。できればメタグロスのGX技よりもこいつの方を使いたい。初手ならリーリエorプラターヌ、2ターン目ならフウロ→ボールorアメをすることが多い。

・コケコ、レック、ミルタンク

打点調整3兄弟。コケコの20、ハンマーの150、→計170。ハチマキあれば200。一回ばらまくだけで強い。

200は対エーフィーやブラッキー、170はカプコケコGXをに刺さる(まわしは知らない)。

レックは30+150=180しつつエネ加速できる。月輪がなくやむを得ずグロスが3エネ払って逃げた時のリカバリー、テテフへのエネ加速とか色々役立つ。

ミルタンクは単純に1エネ80が強い。終盤にハチマキ巻いてシェイミ狩れる。

・リーリエ

3枚あったNの1枚を差し替えた。初手テテフリーリエでドヤ顔する。

・クセロシキ

ダストオキシン意識。ニコタマ入りのデッキも多いし、まわしで確定数ずらされるのが嫌なので必要。

・フウロ

サイド落ちしてると困るので2枚。グロスを早く立てるためにはテテフ→フウロが生命線みたいなところある。

・ブロアー

クセロシキと同じ採用理由。あとはメタグロスの耐久活かすために加点アイテムはがしたい。

・まんたん

使うタイミング大事。

・タンカ、釣竿

リカバリーカード。タンカは序盤で切ったメタグロスを直接回収してアメとかで進化できるのが強かった。フウロからメタグロスへのアクセスの方法として、トラッシュからの回収は頭に入れてた方がいい。竿は終盤でもエネルギーを手張りしたい場面が多かったので入れた。

 

課題だったポケモンの出し入れは月輪、そして微妙な火力はハチマキやシチュエーション毎に使い分けられるポケモンでカバーした。

 

序盤はメタグロスを2体立てることに集中。

次にメタグロスが倒されない立ち回りを心がけましょう。コケコやレック、ミルタンク、テテフを打点調整に使いながらクッションにして有利なトレードをすることが重要です。逆にいえばメタグロスがやられなければ勝てます(←そりゃそうだ)。上手く月輪とジオテックシステムを絡めて粘り強く戦いましょう。早々にメタグロスが立つとアルゴリズムGXを使いたくなりますが、よほど事故ってない限りは我慢しましょう。中盤、終盤にカプキュアーを使ってメタグロスを回復させた方が強いです。あとは超エネの管理。超エネがないと月輪の恩恵は受けません。むやみに他のポケモンに付けて、メタグロスが3エネ払って逃げなければならない状況は避けましょう。メタグロスが逃げる時にトラッシュするエネは超です。立ち回りで言いたいことはいっぱいあるけど書いてたらあと4時間はかかりそうなのでこれくらいにしときます(笑) とにかく打点の計算が大事!

 

使ってみるとかなり楽しいです!同じ鋼のソルガレオほどの爆発力はないもののエネ加速とアタッカーの両方を兼ね備えているため終盤の息切れも少ないと思います。趣味程度に使ってみてください笑 

 

以上ここまで見てくださった方ありがとうございました。

 

(以後4月7日追記)

ダメージ調整なら「はがね使い」のダダリンでいいのでは?という意見もあったので、不採用カードについての説明もしようと思った。

 

・ダダリン

ベンチにいるだけで鋼ポケモンが与えるダメージが10アップするカード。何を意識して入れるのかが分からないというのが正直な感想。メタグロスの火力が150の事を考えるとHP180族はハチマキで倒せる。もし入れるとすればHP200族意識なのかなと。ただその場合2枚のダダリンがベンチに必要。そうすると、ただでさえもキツキツなデッキスペースに置物を2枚入れなければならない。安定して200出したいならサイド落ちも考慮して3枚ですかね。正直、置物を2体出して20加点するより、コケコで一回かいてんひこう打って全員に20のダメカン乗せる方が強いと考えています。メタグロスのデッキはメタグロスだけで戦うよりも非GX・EXを挟みながら戦った方が絶対強いと思っているので、アタッカーとして使えないダダリンは優先度低めですね。

・ポケモンレンジャー

メタグロスのデメリット解除に一枚くらい差したほうがいいのかなーと思ってたカード。5試合に一回くらい欲しいと思ったが5試合に1回しか欲しいと思わなったので不採用に。グレイシアEXはテテフがいるから大丈夫。かげぬいもソルガレオと違って、技でエネルギーをトラッシュしないので何とかなります。

・ギルガルドEX

宮城の環境見て入れたいと思った。メタグロス自体が制圧力の高いカードなのでギルガルドが出る幕もないのかなと考えていたが、ジジーロンやケンタロスとか考えると時間稼ぎ的な役割としても使えると思った。

 

また質問があれば追加しようと思います。

 

宮城ではアローラキュウコンとダストダスが結果を出したみたいですね。あれ?鋼来るんじゃ?

ボルカニックヒートーーー!!!!