甘いものは、どこに行っても欠かせないケーキソフトクリームチョコレートキャンディー

・・ということで、ポーランドで食したデザートについて。


ポーランドのデザートは基本的に、家庭的なケーキが多い。

チーズケーキ(sernik)や、リンゴのケーキ(szarlotka)、

けしの実ケーキや、パンケーキ(nalesniki)などなど。

それぞれの家庭のレシピがあって、それぞれのデザインがあって、

日本のショートケーキのように、

見た目的にはどれも同じ・・・って感じのケーキはあまり見かけない。

たとえ同じ名前のケーキでも、お店や家庭によって、

見た目も味も全然違う目

家庭では基本的に、イベント(宗教的な)毎に、

この時はこのケーキって習慣立っているものが多い。

(ケーキ屋さんに行けば、年中色々な種類のケーキが食べられるけれど)



ケーキ以外では、夏になれば毎日のようにアイス、アイス、アイスソフトクリームクラッカー

道端で、お店で、大型ショッピングモールで、

すれ違う人がかなりの確立でアイスを食べていて微笑ましいニコニコ

どうやら、ポーランド人はアイスが大好きな様子・・・笑

私もここのアイスが大好きで、夏には特にパフェもよく食べた。

何より、美味しい上に量が半端じゃなく、しかも安い合格


400円位で、こんなにボリュームたっぷり音譜


そして、私が好きなケーキは、

Szarlotka(シャルロトカ)という、リンゴのケーキ。



お店によって、味や見た目が違う点も食べる楽しみの一つ宝石赤


それ以外でも、チョコケーキや

チーズケーキ・・・・

ポーランド人の友達が作ってくれた家庭のケーキなどなど・・・

どれもこれも、日本のケーキ屋さんの2倍?以上の大きさで、

1個食べれば大満足クラッカー 、、、時に胸焼けしちゃうけど。


日本にも繊細で美味しいデザートが山ほどあるけれど、

このポーランドの、どどーーーーーん!!!って感じの

ボリュームたっぷりの美味しいデザートが

もうすぐ食べられなくなると思うと、、、、、


レシピをいっぱい盗んで帰らなきゃビックリマーク



そして、、、


今のうちに、思う存分この味を舌に焼き付けて帰りますチョキ

ワルシャワから電車またはバスで2時間半ほど行った場所にある町。

ポーランド地図上で言うと、ワルシャワの右下辺りにある町。


Lublin・ルブリン


ルブリンも、古くから何度も戦争の被害に遭い、

苦い経験を持っていて、

ワルシャワと比べたら、数倍も小さな町だけれど、

その往時の繁栄を偲ばせる建物が目立つ。

町の中心にある丘に聳え立つのは、ルブリン城↓

今は復興されて美しく聳え立っているけれど、

第二次世界大戦中には、ナチスに反抗した政治犯達を

収容する牢獄に使われていた、という苦い過去があるお城。

その丘の上から町を見下ろすと・・・・

旧市街も、こじんまりしていたけど、なんとも趣がある雰囲気。

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ここ、ルブリンから南東5キロほど行った郊外に、

マイダネク強制収容所がある。

ここは、ナチス・ドイツに占領されたヨーロッパ各地の市民、

それから多くのユダヤ人が強制的に連れてこられて、

過酷な労働を強いられたうえ

命までもを奪われた、悲しい場所。

一見、広い野原かとも思うような、だだっぴろい場所。

でもそこには、多くの歴史が刻まれていて、

一歩一歩、簡単には歩けない気持ちになる。

広大な敷地であるのに、異空間を感じる場所。


ポーランド国内には、アウシュビッツをはじめ、

こうした強制収容所が多々あって、

私はそこを訪れる度、今まで感じたことのない、

うまく言葉にはできない感覚、感情にさらされる。

”実際見てみてどうだった??”って感想を聞かれることが多いけれど、

なかなかうまくその時感じた気持ちを表すことができない。

簡単に、一言、二言・・・では伝えられないものだから。


ポーランドには魅力的な街が沢山あるし、

見てもらいたい景色もいっぱいある。

でも、その傍ら、

幸せに生きていられる今だからこそ、

機会を見つけて、こういう場所にも足を運んで、

自分自身の目で見て、何かを感じとってほしい、と思う。


日本行きの片道航空券を購入したチケット


日本への完全帰国。

この決断をするまでに、

気持ちの整理をするのに本当に時間がかかった。

ポーランドに名残はない・・・・と言えば、嘘になる。

だって、私はポーランドが大好きだから晴れ

心置きなくポーランドを去れる日なんて、永遠にない。


緑が初々しく、陽気な春が好き。




爽快で、太陽の光輝く夏が好き。



木々の紅葉が美しく、落ち葉の絨毯が一面に広がる秋が好き。



暗くて寒いけど、雪が深々と降り注ぐ冬が好き。


ポーランドをこの上なく愛する、愛国心溢れるポーランド人が好き。

気性の荒いポーランド人が好き。

度を越したほど親切で、ちょっとお節介なポーランド人が好き。


でも、決めたからにはもう迷わない。

新しい目標も、見つけたプレゼント

あとは前に前に進むだけ走る人




お花屋さんへと続く素敵なオブジェベル

ちょうど2年前の今頃、

フと思い立って友達とTorun*トルンに行った電車


トルンはワルシャワから電車で3時間ほど北に行った町。

地動説を唱えた天文学者・コペルニクスの生まれた町。

ポーランドの中心を流れるヴィスワ川に面した町。


ポーランドはどの町に行っても、大体旧市街がある。

私はその旧市街を見て周るのが好き。

そこには、絶対に日本では見れない景色があるからカメラ


トルン中央駅に到着し、

ここからバスで2,3個も行くと、

旧市街につながるRapackiego広場に到着する。

旧市街の中心には、旧市庁舎が構えていて、

もちろん、コペルニクスの像もダウン

ここで初めて、ポーランド版プラネタリウムに足を運ぶも、

ポーランド語での星の説明のわけわからなさと、絶妙の暗さで・・・ぐぅぐぅ汗

ほどよくお昼ねしたおかげで元気になり、その後更に町を散策走る人


トルンの町は、その昔ドイツ騎士団の根拠地の一つだったので

町並みはどことなくドイツ風で、イメージで例えるとしたら

煉瓦調のオレンジの町って感じだったサーチ

歩いていたら、ここでもショパン通りを発見ベル


ワルシャワとはまた一味違った町並みを存分に見れて

とても満足した旅だったけど、

一番の思い出と言えば、、、

初めて電車を乗り継いで行った旅だけあって

ハプニングが付き物爆弾

行きの乗り換えでは電車を乗り過ごし、

帰りの乗り換えでは乗る電車を間違え、

ワルシャワ方面ではなくまたトルン方面の電車に乗っちゃったあせる

電車はすでに発車済みだったけれど、乗ってすぐ気づいたから

動き出した電車からなんとみんなでホームにダイブ叫び

あれは一生忘れられないナァ。。。


行きは行きで、乗り換えの電車を乗り過ごした為に、

乗り継ぎのKutnoの町を歩く時間があり、

こんな素敵な教会を発見キラキラ

寄り道した分、思いがけない物を発見できたりする音譜

旅でも、人生でも、たまには寄り道も必要プレゼント

どうしても最近、カレンダーを目にしてしまう。

見なきゃいいのに、ついつい目がいってしまって、

先を見てしまって、

あぁ、この日にはもうポーランドを去っているんだなーとか

考えなきゃいいことを考えてしまう。

着実に1日1日時間が進んでいると思うと、

寝る時間さえもおしくなってしまう今日この頃。

そしてなぜか7時に目覚める私・・・・晴れ


そんな中つい先日、私より一足先に帰国する友達を見送った。

人を見送るってやっぱり辛い・・・しょぼん

荷造りをする友達の背中を見て、

その友達との出会いを思い出してみたり

ついつい自分に置き換えて見ちゃったり・・・。


自分であれ、他の人であれ、

生活が変わる時についてまわるのが出会いと別れ。

出会いがあれば別れもある・・と言う言葉があるけれど、

もう一生会えないわけじゃないのに

その時その時の別れがこんなに辛いのはなんでだろう・・・。

ここ数年、生活環境の変わり目が多いからか

普段以上に頻繁に出会いと別れの繰り返し。

出会いの喜びがある分、しばしのお別れの寂しさも絶大。。

別れのない出会いがあれば、なんて最高なんだろう、と思う。


でも別れも、それぞれの新たなスタートブーケ1

どんな別れも、笑顔で迎えられたら最高晴れ

友達と最後に見た夜景、本当に綺麗だったナ・・・お月様

友達の新しいスタートに乾杯カクテルグラス