本日は私が引き起こしてしまったある出来事について書こうと思います。
今後このような過ちを繰り返さない為にも、書き残しておくべきだと判断いたしました。
私は趣味でピクシブ上に小説を投稿しております。最近はゲーム「ファイアーエムブレムシリーズ」の二次創作を好んで書いております。
この場でこんなことを書くのも難なのですが、私は「ファイアーエムブレム覚醒」というゲームのある男女のキャラクターのカップリングが好きで、ゲーム上でもそのキャラ同士を結婚させていました。
ある日ツイッターで検索をかけたところ、その男女のカップリングに因んだ小説をある方がprivatterで投稿していることを知りました。
「私以外にも同じカップリング好きの人がいたんだ」と、嬉しくなり、その方の小説をお気に入り登録しました。
その方の小説を読んでいる内に、「私もこのカップリングで小説を書きたい」という意欲が湧き、ピクシブで非公開にしながら書き進めてまいりました。
しかしここである問題が発生しました。
私が書きたかった内容というのが「男女カップルの間に子供が生まれる」という話だったのですが、それは私がお気に入り登録したprivatterで投稿されていた小説と全く同じシチュエーションだったのです。
そのキャラクターやゲームの世界観を崩さないようにいくら使う文章を考慮しても、元のシチュエーションが同じである為、どうしてもお気に入り登録した作品と展開が被ってしまうのです。
二次創作とはいえ、無断で設定を使用していいのだろうかとさんざん悩みました。
そこで、お気に入り登録した作者の方にシチュエーションの使用の許可を求めました。
これでダメだったら公開は諦めようと思っておりました。
許可を求めること自体は間違っていたとは思いません。
但し、頼み方が最悪でした。
ツイッターでリプライを送ったのですが、以下の様に書いてしまったのです。
「突然失礼します。この作品の設定を拝借願いたいのですが、許可を頂けないでしょうか。タイトルキャプションで紹介しますので」
すると、作者の方からお断りの返事を頂きました。理由の一つを読むと、
「感想も何も寄越そうとしないくせに私が書いたものの美味しい所だけ持っていこうとするあなたの態度が気に食わない」
と書いてありました。
相手を怒らせてしまい「しまった!」と思いましたが、後悔してももう遅いと諦めて、公開を断念する旨の返事を送りました。
「了解しました。作品は公開しない事にします」
と、この様に返信しました。
すると、この返信も気に入らなかったらしく、続けて私に対する怒りの返信を貰いました。
悪い予感がしたので、その方のツイッターのアカウントへ飛び、ツイートを読んでみると、私に対する批判が多数つぶやかれていました。
頭に血が上りやすい性格の私は、思わず勢いでその方のアカウントをブロックしてしまいました。
しかし、後になって頭を冷やして考えてみると、一生懸命作った作品なのに、突然見ず知らずの者から感想も何も言わず、ただ「あなたの小説の設定を使わせてください」などと頼まれたところで機嫌を悪くしてしまうのは当然だと大いに反省しました。
私がprivatterの作品をお気に入り登録した件についても、小説のネタにするために登録しただけだろと、その方に思われてしまいました。
怒らせてしまった相手の方には本当に申し訳なく思っております。
(その方の別アカウントから返信があり、許してもらえようがもらえまいが、謝罪しなければと思い、謝罪のコメントを送らせていただきました)
唯一の救いは、これが顔の見えないインターネット上での出来事だった事です。
もしこれが実社会で、あるいは顔見知りの間で起こったことだったとしたら、これが商談等であればまず間違いなくぶち壊しになり、会社に多大な損害を与えていた事でしょう。友人同士の出来事だったとしても、仲は間違いなく険悪になり、極端な場合、取り返しのつかない事態にまで発展していたかもしれません。
「相手や作品に対する敬意や配慮に欠けていた」
「すぐに頭に血が上ってしまった」
「謝罪を欠いていた」
以上の点で、私は非常に幼稚だったと深く反省しております。
猛省し、今後このような事態を二度と引き起こさない様、肝に銘じます。