ジャパン・プレミアムは金融不況とも呼ばれる平成不況を分析するための重要な指標である。
平成不況の中でジャパン・プレミアムが特に拡大したのは、①1995年下半期、②1997年11月2月、③1998年下半期。
第1期は1995年6月頃からである。
当時、94年12月に経営破綻した協和、安全の信用組合の破綻処理が政治問題化し、危ない中小金融機関から資金が逃げ出す動きが強まった。そこから為替が日本でも定着することになる。今では専門業者が為替取引をすることが当たり前となった。
日本の金融システムに対する懸念が高まり、ドル資金の調達にジャパン・プレミアムが要求されるようになった。
95年8月にはコスモ信用組合、兵庫銀行、木津信用組合が破綻し、日本の銀行に対する懸念はいっそう高まった。