奨学金とは
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は国が運営する教育事業です。日本で最も多くの方が利用している奨学金制度です。
申込人は学生本人になります
様々な教育ローンがありますが、奨学金は原則、学生本人が申込人(債務者)となります。そして主に父母や親戚が、それぞれ連帯保証人と保証人になります。
現在、奨学金の滞納が一部社会問題になっていますが、奨学金は借金です。
自分から希望して借りに行ったことですので、必ず返さなければいけないものです。
何の連絡もなく返済が滞り続ければ、残りの返済分を一括して返さなければいけない事態にもなります。
突然の経済状態の変化などは返済計画の相談ができるようになっていますので、放っておかずしっかり対応しましょう。
第一種と第二種があります
奨学金はまず大きく2つに分けられます。無利息である第一種と、利息がつく第二種です。
第一種と第二種は、それぞれ利息が付くタイプと付かないタイプです。
第一種は特に優秀な学生が対象です(かつ経済的理由があること)。
第二種はそれ以外の学生ということになります。
申込は、基本的には在学している学校から行うことになります。
ひとつ注意点として、奨学金は入学後に融資実行されます。
そのため入学前に必要となる入学金は別途、融通手段を考えておかなければいけません(「国の教育ローン」など)。
第一種と第二種、それぞれの融資可能額
第一種と第二種で貸与額が異なりますが、併用が可能です。併用の審査基準は第一種と同じ(第一種の方が厳格なため)です。
金額は最低額と最高額の幅を示しており、この範囲内ならいくらでも指定できるということではなく、指定可能金額も決まっています。
例えば、4年生大学・第二種の借入可能額は30,000円~160,000円となっていますが、これは次の金額の中から貸与額を決めることになります。
この金額が毎月1回振り込まれます。
- 30,000円
- 50,000円
- 80,000円
- 100,000円
- 120,000円
- 140,000円(私大薬・獣医学過程の場合)
- 160,000円(私大医・歯学過程の場合)
卒業後から返済が始まりますので、必要と思われる最小額を選択しましょう。
大学・短期大学
大学と短期大学はほぼ同じ貸与額帯になります。- 第一種…30,000円~64,000円
- 第二種…30,000円~160,000円
最低額は30,000円と一致していますが、最高額は私立の自宅外通学となっています。
第二種は大学や通学に関係なく金額を指定できます。
学部により(医や薬など)最高額の増額が可能で、増額後の最高額が160,000円です。素人無修正サイト
主に文系等の学部であれば120,000円が最高額となります。
専修学校(専門課程)
- 第一種…30,000円~60,000円
- 第二種…30,000円~120,000円
第二種は共通の貸与額帯です。
大学院
- 第一種
- 修士課程相当…50,000円or88,000円
- 博士課程相当…80,000円or122,000円
- 第二種…50,000円~220,000円
つまりそれ以外の大学院なら最高額は150,000円となります。
高等専門学校(高専)
- 第一種
- 1~3年生…10,000円or35,000円
- 4、5年生…30,000円or60,000円
- 第二種…30,000円~120,000円(1~3年生は対象外)
第二種は1~3年生は貸与の対象外となっており、4、5年生時のみとなっています。
入学時特別増額貸与奨学金
入学月の奨学金に1回限りの上乗せがあります。これは入学月であって、入学前に貸与されるものではありません。
- 100,000円~500,000円
ようするに「国の教育ローン」の申込要件を満たしており審査に通らなかった方が、「入学時特別増額貸与奨学金」に申し込むことができます。
「国の教育ローン」の申込基準は次の全てを満たした方です。
- 年間収入が一定以下であること(家族構成などにより基準は異なります)
- 借入申込額が350万円以下であること
- 資金使途が教育用であること
- 申込者が保護者等であること