ケンハモフェスティバル in SUMMER (2016.8.6@音楽の友ホール)
前回の「メロディオンフェスティバル」から10か月、名前を「ケンハモフェスティバル」に変わった今回のイベントは、「大人の夏」をテーマにしたとのことで、終始拍手と熱気に包まれた熱いケンハモイベントでした。そんな大きな盛り上がりを見せたケンハモフェスティバルでしたが、個人的には「このままで大丈夫なのかな……?」と感じさせるイベントでした。プレイヤーの演奏も素晴らしいし、ホールの響きもいいし、お客さん満員だし、新しいモデルの展示もあるし、ケンハモ好きとしてはとっても満ち足りたイベントなんですけど、このままだとケンハモという楽器の世界が狭い中で凝り固まってしまわないかと感じたのです。ホールも収容人数200人という規模の小さいホールです。現状満員のこの規模で熱狂をとどめてしまったらこれからの発展はおろか楽器のシーンが衰退してしまうのではないかと感じました。お馴染みさんばかりで、新しい人が演奏を観たくても観られない。逆に言えば単純に鍵盤ハーモニカのシーンが1つの階段を越えようとしているともいうことを示しているのかもしれません。もう「子供の楽器」というイメージは無くなってきているんじゃないかなーと思います。ひょっとしたらもうすぐ「珍しい楽器」というイメージも崩れるかもしれません。アーティストの方が「ケンハモ演奏してる人手を挙げてくださいー」ってトークしてたくさんの人が手を挙げることから、お客さんの多くがケンハモを知ってるor演奏している人であることが分かります。つまり「既にケンハモを知っている人が多いイベント」なわけなんですが、これからケンハモを知らない人へもアピールできるイベントになってくれたらいいなと思います。こんなことを書いてしまっていますが、とっても楽しかったです。個人的MVPはイシタニタイジュ鍵盤ハーモニカQuartetteさんのドラムの人。楽しそうにドラムを叩いていて、いいなーと思いました。次回も開催されたら観に行きたいです。出来れば演奏する側で参加したいな!さて楽器展示!開場には事前にアナウンスされていたPRO-44Hの限定カラーモデル(いつの間にかハモンド44という呼び方はしなくなったようです)が展示されていました。予約した人どの位いたのかな?カバーの塗装はいわゆる偏光パールになっていて、青は角なんかが緑っぽく、白はピンクっぽくなる感じでした。赤(ピンク?)はあんまりよくわかりませんでした。あと木製モデル!鍵盤も木製になっているものとプラ鍵盤でバイオリンみたいな形のものと両方あったんですが、写真は木製鍵盤の方しか撮れませんでした……。いずれも試奏できたんですがやっぱり普通のメロディオンとは違った柔らかい感じで、バイオリンみたいなのと木製鍵盤のものとでも微妙に音が違いました。その他PRO-44HやHP、アンデス等が展示してありました。今回エフェクターを使った演奏がありましたが、エフェクターとかの提案もやって欲しいです。