皆さま、こんばんは(たぶん・・)!
昨日といい、今日といい、昼間は‘ぐ~ん’と気温が上がりましたね。おかげで、思わず上着を脱いで、腕捲りして歩いてました。
でも湿度が低いので、とても爽やかでしたね。
昨年、リニューアル・オープンしてから、なかなか訪れる機会がなかったのですが・・。
ついに!!
国立ベルリン・エジプト博物館所蔵『古代エジプト展 天地創造の神話』が、先週土曜日(17日)から始まりました。
天地創造。
原初の海「ヌン」から、世界が始まり、創造神が誕生。
神々が生まれ、天空と大地が誕生し・・。
死後はどうなるのか?
この世の終わりは・・。
「天地の始まり」とか「死後の世界」とか、こちら(本邦=極東のくに)にも「神話」や「信仰」があり、何か共通する点も感じますが──。
やはり、エジプトと聞くだけで、ワクワク感が違いますね!
こっち(本邦)は、“歴史”がはっきりしているのは、たぶん古墳時代くらいからですから、たかだか「1500年」くらいですけど──。
あっち(エジプト)は、3000年、4000年、5000年と・・。
スケールが違います!
「エジプト」と聞くだけで、つい誘われてしまうのは!──私だけ?
でも、やっぱり面白かったですよ❗
展示の仕方も含め・・。
アヌビス神(のキャラクター)を案内役に、アニメーション映像で、古代エジプト神話が語られる趣向もありました。
「古代エジプト展」も、時代が経って、なかなか進化していましたね・・。
「写真撮影可🆗」でしたので、一部、展示物の紹介を──。
わが国の「ネコ🐈の歴史」は、遣唐使以後と言われていますが、さすが古代エジプトのネコの像。
でも、女神さまです。バステト女神座像(前610~前595頃)、青銅の像です。
古代エジプトの「母子像」は、小さな像でしたが、その姿が美しかったです。
ホルス神に授乳するイシス女神の小像(前664~前525頃、テーペ西岸)。
玉座に座るイシス女神が幼いホルス神を膝の上に抱き、授乳しているのだそうです。ファイアンスとありましたから、錫釉をかけた陶磁器です。
トゥトアンクアメン(ツタンカーメン)王の前で腰をかがめる廷臣たちのレリーフ(前1333~前1323頃、サッカラ)
最近のニュースで、「ルクソールのナイル川西岸で3400年以上前に造営された古代都市の遺構が出土した」ことが、話題になっていました。
スゴいことらしいです・・。
新王国時代最盛期とされるアメンホテプ3世や、その孫=少年王ツタンカーメンが統治した時代のものだとか・・。
アメンホテプ3世の子が、アクアエンアテン(アメンホテプ4世)です。
彼(アクアエンアテン)の統治のもと、「宗教改革」が行われ、文化・芸術的にも転機となった時代であることは有名です。
アクアエンアテンと少年王ツタンカーメンの父子に関するものと聞くだけで、ワクワク感が「半端ない」です。
因みに、このレリーフは、石灰岩です。見たら分かりますが、、。
これ(↑)、陽刻(浮き彫り)で立体的に表現されています。
次(↓)のもの〈陰刻(線彫り)〉と比べてもらってもいいですね!
もう1つ──。
石灰岩への彩色がキレイに残ります、王の書記ホリのステラ(=石碑)(前1126~前1125、アビュドス)
ヒエログリフ(エジプト文字)は、解読できますので、新王国時代、ラメセス8世の治世の時のものだと、ピンポイントで分かるそうです。それにしても、3000年以上前の彩色ですからね!!──それが解読できるなんて、何てスゴいんでしょう。
では、エジプトらしく!
ハトシェプスト女王あるいはトトメス3世のスフィンクス像頭部(前1479~1425頃)
後で(最後に)書きますが、大昔(!?)、エジプトを訪れました際、ハトシェプスト女王葬祭殿を見学したことが、とても心に残っています。
やっぱり、この名(ハトシェプスト女王)を聞くとつい、見入ってしまいます。
面白かったのは──。
創造の卵を持つスカラベとして表現された原初の神プタハ(前746~前655、石灰岩)
エジプトと言えば、スカラベですよね。フンを転がす姿が太陽を動かす姿と重なったのか・・。神さまが、人間の姿から昆虫の姿に変わり、朝に上空へ丸い太陽を持ち上げる太陽神として表現されているのだそうです。
さて、先ほどは、ハトシェプスト女王でしたが──。
古代エジプトで、“美人”と言えば、この人です。
ネフェルトイティ(ネフェルティティ)王妃あるいは王女メリトアテンの頭部(前1351~前1334頃)
硅化砂岩の像。
絶世の美女だそうです。そう思って見ると、何か気品が感じられますよね。エジプト美術の傑出した3彫像の一つとか・・。
自然で理想的な顔の形が入念に形成されています。
死後、天秤⚖️で心臓を計量し、マアトの羽と釣り合わない場合、怪物アメミトに心臓を食べられてしまい──。
心臓がマアトの羽と釣り合った死者は、オシリス神によってイアル野での再生を許可される。
古代エジプトの人々の「死生観」を描いたものが『死者の書』ですね。
『死者の書』は、死後に必要な知識と呪文を挿絵により示したもので、死者が危険を逃れ、来世で生命が続くようにと神々に懇願するって際に役立つものとされています。
これ(↑)は──。
タレメチェンバテストの『死者の書』(前332~前246頃)です。
パビルスでしょ!!──何故、2300年前のものが、こんなにキレイに残るんでしょうね。
この展覧会のポスターやパンフレットを飾る!
デモティックの銘文のあるパレメチェシグのミイラ・マスク(前50~前100頃)
正倉院宝物の伎楽の衣装も相当やけど、それよりまだ800~900年前やしねぇ!
ネスコンスパケレドという名の女性のカルトナージュ棺(前756~前712頃、テーペ西岸)
遺体の損傷を防ぐために、ミイラは石棺に納められました。石棺に施された装飾は、死者をさらに守ることを意図していました。
ミイラを覆う4点セットが、このようにコンパクトに展示されています。
ここでは、うまく表現できませんが、映像表現等も併せて、面白く(興味深く)展示されています。
100点以上の展示物をすべて、ここで紹介する訳には参りません。
国立ベルリン・エジプト博物館所蔵のコレクションから“選りすぐり”のものが来ているみたいですが、本当に素晴らしい展覧会です。
あと2ヶ月、もう1回来てもいいくらいです。
思い起こせば、私がまだまだ若い時──。
およそ30年前──。
エジプトに行きました。
カイロのエジプト考古学博物館(カイロ博物館)、ギザのピラミッド、ルクソールと王家の谷、アブシンベル神殿・・。
一通り、主な遺跡を見学しました。
それから、、。
地中海を渡って、カイロ(エジプト)入りした直後に、「イラク軍がクウェートに侵攻した」と言うニュースが入りました。現地の言葉は全く分からなかったので、詳しいことは知り得なかったのですが、「サウジ上空は飛行機が飛ばないので、あなた達、帰れないわよ!!」と脅されたオマケもついて・・。
あれから──。
先ほどちょっと言いました「古代都市の遺構が出土」の件も含め、たくさんの新発見が明らかになっています。
最高のものは!!
世界最古のパピルス『メレルの日誌』ですよね!
クフ王の大ピラミッド周辺の建設状況を伝えるもの。
4500年前のパピルスなんて、超ビックリやないですか!
エジプト考古学博物館の一室に展示されているそうですから、死ぬまでに、もう一度、行ってみたいです。
ああ、無理かなあ~~。
それなら、また別バージョンの古代エジプト展、京都に来いひんかなあ~~。大坂でも、神戸でも、名古屋でも、いいけど・・。
横道に逸れました。
岡崎界隈は、京都市京セラ美術館は、晴れたら最高のお散歩エリアになります。
庭園や東山、琵琶湖疏水を眺めながら、ベンチでお弁当を逃れ食べるのは、如何!?
あっ、感染症対策は、しっかり。宴会は、あきません!
それも併せて──。
この春、オススメの展覧会です。
★スミマセン・・。
オマケもオマケ。
この展覧会とは関係ありませんが──。
先日、京都文化博物館の特別展『よみがえる承久の乱 』を見に行ったのですが──。
3週間後になりましたが、市内移動のついでに回ってましたので・・(一応、ご報告)。
















