今一度、「五山送り火」の意味を考えてほしい
と、京都人として悲しいニュースでした。
五山送り火は、イベントではありません。
お盆に迎えた先祖の霊を送り出す、という
京都の伝統行事です。
送り火を背景に写真を撮ったり
ギャーギャー騒ぐ観光客にはうんざりしていたけど
京都人はみんな、この五山送り火を見て
静かに手を合わせるんです。
亡くなった人たちを偲んで涙を流す人もいるんです。
どこの誰がこんな事をやったのか知りませんが
伝統行事を・・・京都の歴史をバカにするな!と言いたい。
今年はコロナの影響もあって
綺麗に「大」の字が浮かぶことはないそうですが
それでも、この送り火を実施するのには
きちんと意味があるんです。
それほどまでに、京都人にとって
「五山送り火」は大切なものだと
わかってほしいです・・・。