昨夜、読み終えました。
『桜風堂ものがたり』。
本屋大賞ノミネートの作品を読むのは
『コーヒーが冷めないうちに』
と合わせて、これで2作目。
私は直木賞とか芥川賞を受賞した作品よりも
本屋大賞の作品の方が気になるタイプです。
本屋さんの平台に積まれた
たくさんのノミネート作品の中から
これを手にとったきっかけは
表紙とタイトルに魅かれたから
大好きな「桜」が描かれていて
タイトルにも「桜」の文字が・・・と
動機は極めて単純だったんですが
夢中になって読んでしまいました(笑)
書店員である月原一整が
店で起こった万引き事件をきっかけに店を辞めることになり
その後、旅に出た一整は兼ねてからネット上で仲良くしていた
『桜風堂』の店主に出逢います。
年老いた店主に代わり、店を立て直すことに・・・・
と、簡単に説明すればこんな感じのストーリーですが
主人公の一整だけでなく
彼を取り巻く書店員たち(仲間)にも色んな奇跡が起こります。
途中、ワクワクしながら読んだほど(笑)
最後は登場人物全員が幸せになる
そして、読み手も読み終わった後に
幸せな気分にさせてくれる作品でした。
「あとがき」には
運よく売れれば、第2巻が出るかも?
と書かれてましたが、これは是非続編を期待したいです
そして、今回初めて買ったブックマーカー。
この本に合わせて・・・というわけではないですが
猫ちゃんが可愛くて購入。
(作中に猫が登場します)
本屋大賞の発表は、来月ですが
この本が大賞に輝いたら嬉しいなぁ・・・
活字はどちらかというと苦手な方なんですが
こういう本に出逢うと
この本を読めてよかった
と思います。
また、次に本屋さんで本を探すのが楽しみです
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