先日、帰省した際に大谷吉継公の供養塔を訪れた事を書いたのですが
敦賀から宇治へ戻る途中、長浜城へ足を運びました。
お目当ては、長浜城歴史博物館で開催中のこちら。
以前、ここに来たときは黒田官兵衛に関する資料が展示されていました。
大谷吉継さまと、石田三成さま
関ヶ原の戦いでは、共に西軍として戦われた盟友。
「あ、行かなきゃ~」って引き寄せられるような感じでした。
色々展示されている説明書きを読んでいて
思わず凝視してしまったんですが
三成さまは、関ヶ原で敗戦後、大阪・京を引き回され
最終的に京都の六条河原にて斬首。
その首は三条河原に晒されたあと
大徳寺三玄院に埋葬されたそうなんです。
その時にふと、昨年10月に
大徳寺に行ったときのことを思い出しました。
(これは当時撮影したもの)
ここか・・・!と。
ここは非公開だったので直接手を合わせることはできなかったのですが
まさかここにご遺体があるとは思ってもなかった。
三成さまも色んな所に墓所があり、そのうちのひとつだと思っていたので・・・。
展望台からの景色。
ちょうど赤い矢印の部分が、関ヶ原の戦いが繰り広げられた場所だそうです。
博物館を後にして、次に『石田会館』へ向かいました。
ここは、三成さまが生まれた屋敷跡です。
「石田治部少輔出生地」と刻まれています。
三成さまの像。
資料室には、三成さまの生涯が描かれたパネルや
ゆかりの品がたくさん展示されていました。
そして、この近くにある供養塔へ。
人も全然いなくて、しーん・・・としてて
なんだかすごいもの寂しい気分になりました。
吉継さまも三成さまも、ちゃんと本を読んだことはないんですが
私はやっぱり負け組が好きなんだろうな。
歴史は勝者がつくるもの
負け組の声を聞くことの大事さは、新選組で痛感しているので
勝者よりも、負け組に魅かれてしまうというか・・・。
そういえば、上杉家も西軍だったな(笑)
こういう場所に来ると、色々考えてしまいますが
今後の大河の展開も楽しみになってきました