久しぶりに今回は歴女モードで(笑)
一昨日だったでしょうか
Twitterをチェックしていたら、壬生浪士組幹部である
新見錦についての新史料が発見された、という記事を発見。
ちゃんとゆっくり目を通したかったので
読むのが今日になってしまったんですが・・・(; ̄ェ ̄)
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1607/07/news109.html
新見さんに関しては・・・
本名は「新家粂太郎」で
京都ではなく、現在の山口県の三田尻で切腹したのでは?
という説がありまして
その「新家粂太郎」の名前が記された借用書が京都で発見されたと
昨年に2月に発表がありました。
(それは当時、中村先生の新選組講座でも触れられたので
よく覚えているんですが・・・)
その新見錦に関する史料が、今回茨木県でも見つかった・・・ということが
書かれています。
でも、私が講習会で聞いたときは、もちろん断定はできないと。
ただ、新家粂太郎なる人物と、新見錦には共通点があり
同一人物ではないか?と言われていたそうです。
通説では、新見さんは、近藤さんや土方さんと対立して
京都で切腹させられた、となっているんですが
永倉さんの「同志連名記」と「浪士文久報国記事」とでは
切腹の場所が違っていて
永倉さん本人は、新見さんの切腹に立ち会ってないのでは?とも言われていますし
本当の切腹の場所がどこだかわからないんですよね。。。
(・・・って、前にもブログで書いたような気がする・・・・)
あと、壬生寺にあるお墓に刻まれている「田中伊織」も
新見さんじゃないかって説もあるし
もし、この新史料で何かしら新見さんに関することが分かって
別人だと分かった場合
あの「田中伊織」は誰???ってなるよね(´ε`;)ウーン…
もし別人だったら、「田中伊織」さん、いい迷惑だな( ´>ω<`)
・・・・・これ、いつか点と点が線で結ばれる時がきたら
面白いだろうなぁ
新選組の今の歴史の大半が、研究者がろくに調べもせず
妄想を史実のように語ってるモノだと
私自身思ってるわけで(それは総司さんでもいえること)
今、通説として出回ってる歴史なんて
いつどうひっくり返るかわからないしね( ´>ω<`)
あと、ついでに書いておくと
先月、池田屋事件の新しい発見として
池田屋に踏み込んだ際の近藤さんの第一声が
「御用改めである」ではなく
「御上位」だったと判明したわけですが・・・
それは申し訳ないけど、軽く目を通しただけでスルーしました( ̄_ ̄ i)
そんなの、あの池田屋事件が新選組の単独判断ではなかったことは
他の史料からも明白なわけで今さら、驚くことじゃないです
「あ、そうなんだ~」で終わりました(爆)
なんであんなに大騒ぎするんだか不思議なくらいでした
ちょうど今回、新選組関連の記事を書いたので
ついでに書いておきます
こういう史料が発見されると、やっぱ嬉しい。
新しい史料が発見されると、研究者が調べようとするでしょう?
さすがに放置はしないだろうし。
そしたら、新選組の本来の姿に一歩近づくってことじゃないですかぁ
私が生きてる間に、どれだけ解明されるかわかりませんが
追いかけていたいです
でも、やっぱり講習会に行きたい・・・
こういう話を直で聞きたいだぁよ