初めて新しいエディタでブログ更新♪
今日は書籍ネタ。
前にニュースで取り上げられていた本屋大賞に輝いたこの作品。
宮下奈都さんの『羊と鋼の森』。
ピアノに魅せられた青年が
調律師として成長する姿が描かれています。
本屋さんに大量に並べられていて
手にとってみたんだけど
直観的に「あ、読んでみたい」ってなって
この1週間、こちらを読んでいました( ´艸`)
今まで、こういう小説ものでも、新選組関連のものばかりだったけど
やっぱり女性の方の文体は読みやすくて好きです。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。
でも、これを読んでて思ったのが
ピアノの調律ってこういう職業だったっけ?
調律はあくまで、ピアノの音の狂いを無くす、と思ってたので
調律師がピアノの音を「作る」って概念がなかったんです。
で、一応レビューとかにも目を通してみたんだけど
予想通りというか、音楽関連及び実際の調律師の方からは
不満の感想が書かれてました
なので、この作品は、音楽を知らない人にはいいけど
職業にされてる方や、専門的な知識がある人にはストレスでしかないのかも。
でも、それはどこでもそんな気がしますが・・・(´ε`;)
よくサスペンスドラマとかである裁判のシーンは
実際には違うって聞くしね(笑)
調律師の青年の話だけど
「調律師はこんな職業です!」
って部分に重きをおいて描きたいのではなく
たぶん、作者が言いたいのは別な部分だと思うので
その部分が読み手に伝われば、それでいいような気もします。
まぁ・・・間違った知識がつくのはいかがなものかと思うんだけど(・_・;)
それでも私、個人としては、面白い小説でした(●´ェ`●)