こんばんは~。

今日の午後、宇治に着きましたドキンちゅん

思ったとおり、不在票が入ってたので
早速、再配達の電話♪

そして、届いた3冊うるうる





で、早速読んだのが
二本松少年隊物語 霞の天地。


二本松少年隊物語 霞の天地/幻冬舎

¥720
Amazon.co.jp


これはコミックなので、すぐに読めました。


私は『八重の桜』を観ていないので
二本松少年隊の存在を知ったのは
いつも来て下さる、ブロ友さんが二本松にお住まいの方で
その方のブログに、以前、二本松少年隊のことが書かれていて
その時に初めて知ったんです。

それまで、私の中で戊辰戦争における少年兵の悲劇と言ったら
真っ先に思い浮かぶのが『白虎隊』やった。


そして、先日、息子の夏休みの間に読む本を借りに
図書館へ行ったんですが
その時に、星亮一さんの『二本松少年隊のすべて』という本を見つけて
読んでみたいな~と思ったのですが
まだ読んでいない本もあるし・・・。

私の場合、まずは、「入門編」的な感じで
マンガとか二次元から入って・・・の方が
自分には合ってるので、このマンガをポチりましたきらきら!!


この本には、戊辰戦争における二本松藩の動きが
本当にざっくりと描かれているんですが
二本松藩の目線だけでなく
新政府軍側からも公平に描かれています。

実際、相手が少年とわかり
逃がしたり、助けようとしたり・・・
だけど、相手が刀で刃向かってくるから
斬らないといけない、といった場面も何度かありました。


最後に掲載されている、【二本松少年隊隊員名一覧】に
名前が書かれていますが
13~17歳と、白虎隊よりも若い。
中には12歳っていう子も。


どちらかというと、白虎隊の方が注目されがちなんだけど
あの時代に、まだ「少年」と呼ぶには早いような年齢の子たちが
藩のために必死に戦ったわけですよ・・・。

その後、二本松少年隊の生き残りは
「賊軍」と言う汚名を負わされ
永い間、沈黙を守り続けました。

でも、意外にも新政府軍からの
二本松藩士に対する賞賛によって
その沈黙が破られ
大正6年の「戊辰戦没者追悼五十回忌」が行われるに至り

当時14歳だった水野進が書いた
「二本松戊辰少年隊記」によって少年たちの活躍が
のちの世に知られることなりました。

それ以後、その時に出陣した少年たちは
「二本松少年隊」と呼ばれるようになったんだそう。


そういえば、白虎隊もそうだったかも。
白虎隊の生き残りである酒井峰治が
書き残した手記によって、白虎隊も知られるようになったような。
それも、酒井峰治が亡くなったあと
酒井家の仏壇から見つかったとか・・・。



もちろん、このマンガを読んだだけで
この少年たちのことを全てを知ったことにはならない。

これは私の中で入門編の入門編です汗

なので今度は、ちゃんと史料にも目を向けていこうと思います。


私は新選組がメインだけど(そこは変わらない(笑))
あの戊辰戦争で戦ったのは新選組だけじゃない。

私の知らない歴史が、山ほどあるよー(笑)

今は大河の影響で、長州側が注目されがちだけど
もっと、もっと負け組も評価されるべき所はあると思うなぁ。



あとー

このコミックとコラボした和菓子を食べてみたい(笑)





こちらで買えますが
これは現地に行って買わないと意味ない気がする・・・ちーんちーん