勘違いして買った
『月下花伝』と『花伝新選組』。

昨日、2冊共読み終わっちゃいました苦笑

活字だったし
それなりに読むのに時間が
かかるかと思ったけど
意外にも1日で読めた・・・汗


結論から言うとこの本は
中高生向けだと思います(笑)







まず、こっちの

『月下花伝 時の橋を駆けて』

から読んだんですが・・・。

なんだろう。

どう説明していいのか
わからない感じ(笑)


主人公は高校生。
しかも、9歳から亡くなったおじいちゃんに
剣術(剣道じゃない)の稽古を
つけてもらってて
それなりに剣術ができるコなんです。

でもそれがあまり
活かされてなかったような気もする汗

9歳から、って部分が
総司さんを意識してるんだろうな(笑)


道場で映写機を使って
昔の新選組の映画?を観るのが好きで
その映画のタイトルが
『花伝新選組』。

主人公は、その沖田総司が好きなんです。
(憧れてるというか・・・)


で、自分の家の道場で観てたはずなのに
いつの間にか自分が
壬生の屯所の道場に!!

そこで、沖田総司に出会うんだけど
でも、すぐに自分の道場に
時間が戻ってしまう。


あれは夢だったんじゃないか・・・って
思うんだけど
最後、現代で主人公が危ない目に遭うんだけど
間一髪で助けてくれたのが
なんと、総司さん!(爆)


で、私、すっごい思ったのが

この状態だと
この主人公は「映画の中の沖田総司」が
好きなんだよね?
「沖田総司」じゃなくて
演じてる俳優さんが好きなのでは?

って部分。


言っちゃえば『新選組血風録』の
辻本くん演じる「沖田総司」が
目の前に現れるって感じだよね?(笑)

でもそれって、辻本くんであって
本当の沖田総司じゃないやん・・・

ってすっごいモヤモヤがーん!

(私はそれはそれで嬉しいですが(爆))


だから、イマイチ
主人公が総司さんを「好き」って
部分が伝わってこなかったんです。


あれ?好きなの?って感じ。


それと、初対面な総司さんに対して
「総司」って呼び捨てなのも
ちょっとイラっときたがーん!

仮にも、自分は高校生で
総司さんは年上。

さすがに本人目の前にして
「総司!」はないだろう・・・。


そんなモヤモヤを抱えつつ
次はこの続編にあたる





『花伝新選組 君よいつの日か会おう』。

結論から言うと、こっちのが
まだ面白かった。

一応、繋がってるから『月下花伝』を
先に読んだ方がいいかも。


こっちは、主人公が総司さんの
お墓参りに行くところから始まります。
(いわゆる、『沖田総司忌』ですね(笑))


その日の夜に
ひょんなことから今回は
本当に幕末へ(笑)


でも、それは魂?だけで
なんと、新選組の平隊士
乗り移る形でタイムスリップちーんちーん



てことは、自分は男なわけだ(爆)

しかも、桂小五郎が潜入させた間者・・・aya


なので、自分は男の姿なので
『艶がーる』のように
総司さんと恋におちる・・・
っていう種類のものではないです(笑)


ここでの総司さんは
映画の中とは違うので
俳優さんではなく本物。

だから、本物の総司さんを見て
ビックリするんだけど
「当たり前だろ!むかつく
ってツッコミたくなった・・・。


間者なんだけど
それを知ってるのは総司さんだけで
しかも、主人公はそんな記憶がない。

だから、そのまんま新選組に
いることになるんだけど・・・。



中身もハチャメチャなのかと
思ったんだけど
意外にもこっちは
史実に沿った展開になってました。

これは意外だった(笑)



でも、主人公は剣術ができるくせに
他の隊士に助けられてばかりで
そういう剣のお披露目は
ほとんどなしちーん

まぁ、実戦ってなったら
また違うのはわかりますが苦笑



結局は最後
『月下花伝』で総司さんが
現代に来て主人公を助けた
って部分の謎が解けますが

私の最終的な感想は


「なるほどね~・・・うっ。


って感じ?(笑)


最後は主人公が総司さんの
看病にあたるわけですが
主人公も姿が平隊士だから
総司さんのことを
「沖田さん」って呼んでたけど
総司さんが寝てるときは
「総司・・・」って名前で呼んでたがーん!



だーかーらぁーーー


「さん」を付けろってがーん!


これを読んでて
一番、不快だったのが呼び捨て(笑)


最後に総司さんが亡くなる場面も
総司さんの体を抱きしめて
泣きじゃくる場面があるんです。

すっごい感動なシーンのはずなのに
泣き叫ぶ場面で


「総司っ・・・!」


って、呼び捨てで、気持ちが引いた(爆)



・・・・すんまへんちーん

どうでもいい部分なのかもしれないけど
ここは私のこだわり(笑)


アニメのキャラとかなら
また話は別になりますが。


ご本人を目の前にして

「総司」なんて

よう呼べまへんちーん



それより、隊士同士のエピソードが
創作ながらも
それぞれよかったです。

この作者がちゃんと
「新選組」が好きなんだな・・・
っていうのは伝わってきました。


でも、申し訳ないけど
好きになる相手が総司さんな内容でしたが
中高生向けっていうのもあって
あんまり自分の中に残らなかったうっ。


ちょっとした息抜き程度ですaya


逆に総司さん切れが
さらに加速しちゃった気分ジーッ


久しぶりに『血風録』観ようかなー。




長くなったけど
いつも「いいね!」ありがとうaya


最近の私のブログ
読書感想文になってきてるちーん

違うことも書かなきゃ・・・ちーん