最近、寒くなり、私にとって厄介な手荒れの季節が

本格的にやってきましたあへへ



そして、今日は平助・・・・じゃなくて


「藤堂さん」の命日です。



今まで、藤堂さんのことは二次元のイメージも手伝って

「平助!」と気軽に友達のように呼んでいましたが

史実の「藤堂平助」は、小柄ながらも北辰一刀流の剣の使い手であり

文武両道でとても落ち着いた感じの方だったとか。

上洛した際は二十歳で、その後、最年少で幹部に抜擢されています。

その生き様を見ても、決して「平助」と

気軽に呼んではいけないな・・・と最近、改めて思うんです。




今日は、喪に臥すとか、そんなことは考えてないんですが

私なりに偲びたいと思い、お香を焚かせていただきました。







ちなみにこのお香、藤堂さんの名前が入っています。






これは、5月の沖田さんの命日に壬生寺に行ったときに

購入したものです。



 


幹部隊士の名前が入っているので

買った時は「勿体なくて使えない!」と思ったのですが

こういう日にこそ、使ってあげるべきかな?と思い

火をつけさせていただきました。






残念ながら、この線香自体が太いので

いつものお香立てにさせませんでした(;^_^A




そして、最後に藤堂さんが詠んだとされる辞世の句。


益荒男の七世をかけて誓いてし
    ことばたがわじ大君のため




何度生まれ変わっても、自分は勤王のために働きたい


という意味だそうです。


試衛館出身者の中で、ただ1人、敵にまわって

闘うことになった藤堂さん。

この「油小路の変」が起こる

ほんの数年前までは、同じ羽織に袖を通し

池田屋事件でも、真っ先に斬り込んだとされる

4人の中にいたと思うと、何とも言えない気持ちになります。



ですが、近藤さんと伊東さんという

2人の師の間で揺れ動きながらも

最後はこの句のように

「尊王攘夷」

という自分の信念を貫き、命を散らした

その生き様には胸を打たれます。



そんな藤堂さんが、私は大好きなんです。





今日に限って、息子が早く帰ってくるので

どこにも行けない・・・えーーーん

本当はお墓参りにでも・・・と思ったんですが叶わず。



こうして、偲ばせていただきます。




合掌(。-人-。)