龍馬さんを始め、幕末の志士の方々が眠る墓地は

霊山歴史館のすぐお隣の護国神社にあります。


龍馬さんの墓前に手を合わせるのはもちろんですが

もう1人、絶対に手を合わせたかった人がいました。

古高俊太郎さまです。

歴史館の出口付近に、お墓の位置を書いたパネルがあり

俊太郎さまのお墓の位置を確認してから向かいました。






この右手に続く階段(これがまた急・・・)を登ると

すぐに龍馬さん、中岡慎太郎さんに会えます。


ただ・・・着いてまず思ったのが


なんか・・・20年前と雰囲気が違う(゜д゜;)




前は、石の板?みたいなものに、龍馬さんへのメッセージが書けて

それが、もうずらりとお墓の周りを囲んでいたんです。

今回それが一枚も無くてあせるあせる

たまたまかもしれませんが、あのメッセージたちは一体どこへ?(・・;)



そして、本当に久しぶりに、お2人に手を合わせました。


そこから、見上げると本当にたくさんの方々が眠ってらっしゃって

圧倒されてしまいます。

この時代の方々が、成し遂げようとされたことを考えたとき

今の自分が少し恥ずかしくなってしまったり…σ(^_^;)
基本、ぐーたら主婦なもんで…。゚(T^T)゚。

中には志半ばで、命を落とされた方も少なくありません。



そして、俊太郎さま。

龍馬さんの斜め上のあたりに眠ってらっしゃいました。

4月に参加したカルチャー教室で

普段は非公開である旧前川邸の蔵を観ることができたんですが

その時のことを思い出して、しばらく俊太郎さまのお墓の前で

ぼーっとしてしまいました。

ちなみに俊太郎さまのお墓は、この他に2ヶ所あるそうです。


その近くには、池田屋事件で新選組に斬られた宮部鼎三さん。

もっと上の方には

幕末三大人斬りの1人である河上彦斎さんの名前もありました。

実際は東京の方にお墓があると、どこかで見たことがあるので

ここに亡骸はないのかな、と。

たぶん、この中の何人かは、そうなのかもしれませんね。


そして、一番上には桂小五郎(木戸孝允)さんと幾松さんも。
一緒に眠ってるっていいなぁ~。




今の日本は、皆さんが思い描いていた日本になっているのでしょうか・・・。










ここから見える、京都の景色。




「千年の都」と言われるほど、歴史が古い街ですが


その分、流された血もまた、半端なく多い・・・。




歴史を学ぶ上で、そういう部分も

忘れちゃいけないな、と最近思ったりします。



佐幕派も倒幕派も、志は違えど

「日本」の未来を真剣に考え、散って行かれた方ばかり。


この時代の人たちほど、日本のことを考えていた人たちはいない、と

私は思っています。




そして、これからも、自分のペースで歴史を学べたらいいなぁ。