先日、記事にした『新撰組黙秘録 勿忘草』の

シチュエーションCD。

年末年始なこともあり、年内には届かないだろうと

思っていたんですが昨日届きましたぎく






私は基本的に史実の新選組の沖田総司が好きです。

史実を知ったうえで、アニメやゲームといった

創作ものを楽しんでいます。


だから、薄桜鬼でも沖田さん。

艶が~るでも沖田さん。


私の中で、「推しキャラ」っていうわけではなく

史実で沖田さんが好きなんで

創作上でも沖田さんが好き・・・っていう

そんな感覚でいます。

なので、作品によって好きな隊士が変わることはないです(笑)


このCDも『新選組の沖田さん』だから買いました。


普通、こういう乙女系のCDは

声優さんが好き、とか

ダミーヘッド収録だから、とか

そういうので選ばれると思うんですが


私の場合

「この沖田さんはどういう風に描かれているんだろう」

そんな気持ちでした(笑)

声優さんで選ぶなら、平助を選んでたと思いますσ(^_^;)



私自身、こういう乙女系のシチュエーションCDを買うのは初めてで

2枚組で、トラック1~8に分けられていて

90分くらいありました(笑)


シチュエーションCDなので、ドラマCDと違って

声優さん・・・このCDでは鈴木達央さん1人だけの声で構成されています。

その他には効果音とBGMだけ。


でも、不思議とその情景が浮かぶというか

・・・・聴き入ってしまいました。



レビューに書かれてた言葉を使わせてもらうなら

一言で言うと「エロ切ない」(爆)でしょうか汗汗



HPのサンプルボイスを聴かれた方はわかると思うんですが

性格は薄桜鬼の沖田さんみたいな感じです(笑)

ただ、違う部分は土方さんも

近藤さんと同じくらい尊敬している沖田さん(笑)




物語は池田屋事件で有名な

沖田さんが喀血して倒れてしまうシーンから始まります。


そして、目が覚めたら自分の部屋で

傍には池田屋事件で不逞浪士に両親を殺された主人公が

新選組の屯所で下女として雇われ

近藤さんと土方さんから沖田さんの世話を頼まれた・・・


これが2人の出会いになります。



もちろん、沖田さんは「はぁ?」って感じで

最初、かなりきつーい言葉を主人公に投げつけるガーン

ぶっちゃけ、薄桜鬼の沖田さんの方が

かわいくみえるくらいの言い草あへへ


それが、トラック5くらいから

だんだん沖田さんが主人公に魅かれていくんですが

労咳を患っていて、自分には先がないから…と

気持ちを押し殺してわざと冷たくするんです。

でも、トラック6で思いが溢れ出して・・・・「逢瀬」(爆)



この「逢瀬」は・・・R18です(//・_・//)はい・・・。



ダミーヘッド収録なんで耳元で囁かれてる感が

すごかった(爆)


ただ、私はこの逢瀬のシーンは

とても切なく感じました。


肌を重ねたあと、主人公の寝顔を見ながら

呟いた言葉はあまりに切ない(T_T)




そして、極め付けは最後、トラック8でした。


沖田さんが詠んだとされる辞世の句が出てくるんですが


あの辞世の句をそういう解釈できたか・・・・


と、涙が出ました。


あれは・・・この辞世の句の意味がわかってないと

感動できないんじゃないかなぁ。


私はそう思いました。



途中、何度かグッときたんですが

最後に泣かされました。。。

トラック8は何回かリピしました。

それくらい好きです(笑)



あと、キャッチフレーズにもある


勿忘草

―あなたは、その花言葉の意味を知る



なんですが

別に「勿忘草」が出てくるわけではないです。


ただ、聴き終ったあと

このキャッチフレーズの意味がわかる・・・というか。

私は沖田さんしか聴いてないけど(@Д@;


「あ・・・なるほどな」ってなる。

でも、これは聴かれた方の捉え方・・・で

変わってくると思うんですが・・・。




正直なとこ、ただの萌えだけのCDなら

途中で聴くのをやめようと思ってましたが

全然そんなことなかったです。


新選組に詳しくなくても楽しめると思うんですが

私は新選組を知ってる方がより感動できると思いました。


声優の鈴木さんの演技もさることながら

BGMがすごく良かったです。







自動再生させてますが

このテーマ曲を聴くだけでストーリーを思い出して

泣きそうになりますしょぼんしょぼん



なので、迷わず続編の『血魂録』もポチりました喜ぶ喜ぶ



でも、これはさすがに聴けるのは

年明けになりそうです(笑)





レビューを見ると、どの隊士もいいみたいなので

興味があれば是非むふ~むふ~