テーマを『幕末史跡巡り』としていますが

これは14日(土)に一花ちゃんと忘年会したときに

偶然見つけたお店。

でも、幕末のダーリン(爆)・沖田さんに関することなので

ちょっと分けて書きます。




一花ちゃんと三条名店街を

しゃべりながら歩いてたんですが

一花ちゃんが「あ!!!」と立ち止まって

私もその先を見ると・・・・








・・・・・・・(@_@)!!!!!



えぇ・・・一瞬、目を疑いましたよ。



菊一文字、といえば

よく沖田さんの愛刀として登場する刀の名前。



「ちょっと待ってぎく本当にあの菊一文字のこと??」



と、お互いに顔を見合わせながら

店の入口から、恐る恐る中を伺う怪しい女子2名(爆)


でも、中には刃物がたくさん並んでて

刃物を扱ってるのは一目瞭然。




「確認してみよう!」と一花ちゃんの後に続く。

こんな時に小心者の私・・・。

ていうか、予想外の沖田さん関連の登場に

緊張してしまってううっ・・・



お店の方の話によると


明治以前は刀も扱っていたそうで

それも廃刀令とともに無くなってしまった、とのこと。


あと、沖田総司が使っていた刀として登場するけど

実際のところ、本当に使っていたのかはわからない



と、おっしゃっていました。



『沖田総司』って名前が出ただけで

ドキッとする自分が恥ずかしい・・・(=◇=;)




お店の外観。






・・・・っていうか

ここのお店、今まで全く気付きませんでした(゚_゚i)

それもある意味ショックだけど

興味のないときって

背景に溶け込んでしまってるもんね汗



頂いた名刺。







ちょっとこの機会に『菊一文字』について

少し調べてみたんですが

その歴史は古く、鎌倉時代にまで遡ります。


正式名を『菊一文字則宗(きくいちもんじ のりむね)』といい

刀が常用されていた幕末当時でさえ

非常に貴重な刀であり

大名ですら入手困難な国宝級の代物だったそう。

だとすると・・・・

経済面でも実践的にも沖田さんが所有していた可能性は

ほとんど無いかな・・・と推測しちゃいますよね。


『菊一文字』というのは、あくまで則宗さんが作られた

刀の総称であって『菊一文字』という名前の刀はないそうです。



あと、現代では沖田さんの刀として


『加州清光(かしゅう きよみつ)』

『大和守安定(やまとのかみ さすさだ)』



の2つが確認されてますので

それは本当かと・・・。


ただ、やっぱり沖田さんの刀といったら

菊一文字が真っ先に浮かびます。


でも、最近は自分の知ってたことが

実は創作上のものだった!!!

って言うことが結構ありました。



沖田さん繋がりで行くと

新選組のあの浅葱色の羽織もそう。







新選組といえば、この浅葱色の羽織ですが

実際、この羽織を着ていたのは

上洛した文久3年の春~夏にかけての

たった半年間だけだそうで

その後、この羽織を着たという記録は残ってないそうです。


理由としては


・目立ちすぎる(←言えてるジーッ

・あまりに安物の生地だったため、すぐにヨレヨレになった



・・・ってことらしい涙


その後は、真っ黒は羽織に変わったとか。


新選組と言ったら『浅葱色の羽織』だったんで

これも、知ったときは驚きました。




ちなみにどうして浅葱色なのか・・・というと

武士が切腹のときに着る裃の色で

当時、京都の人たちには嫌われていた存在ですが

自分たちが命をかけて

この仕事をしている・・・という覚悟はうかがえます( p_q)



なので、私は軽い気持ちで

浅葱色の羽織に手を通すのに

若干の抵抗アリ。。。

嫌、とかじゃなくて畏れ多いseisei


一度、羽織ってみたい・・・って気持ちはありますが(爆)




あ~~~あせるあせる


えらく長くなってしまいましたsei


新選組のこととなると

書き出すと止まりましぇん走る



今回、またひとつ勉強になりましたウインクきらきら!!きらきら!!



ここまで読んでくれてありがとうございましたぁくらげ makkiくらげ makki