2013年11月2日(土)。
もうすでに2日経ってしまった・・・。


このブログの知り合った一花ちゃんと一緒に

初めて巡察に繰り出しましたWハート

いや~~・・・一花ちゃん、おしとやかにへWハート

ほんでもってしっかり者。

方向音痴の私をしっかりサポートしてくれました汗汗



当日は京阪東福寺で待ち合わせて

「初めまして~~ニコ」の挨拶のあと

まず向かったのは『戒光寺』というお寺。



そう、御陵衛士の墓地がある場所です。



ここを参拝するには、7日前までに予約が必要で

今回、巡察の日が早くに決まってたのでHPから予約しました。



平助の墓地へ行ける・・・


そう思ったら、当日までソワソワ汗汗




御陵衛士とは、思想の違いから新選組と分離した集団。

屯所を高台寺の塔頭・月真院においたことから

『高台寺党』とも呼ばれています。



表向きは、円満な脱退だったけど

伊東さんが近藤さんの暗殺を企てていると知り

新選組側は伊東さんの暗殺を決意。

伊東さんの遺体を使って、御陵衛士の残党をおびき寄せたことにより

あの、油小路の変が起きたことは

以前、油小路の変があった場所を訪れたときに

ブログでも書いたと思います。




Always with You ・・・



この大きな門をくぐってすぐの所に

戒光寺があります。



Always with You ・・・

Always with You ・・・



受付で、墓地の門の鍵を受け取り

渡された地図を頼りに墓地へ。



Always with You ・・・


この先に、伊東さんと平助が眠っています。


ただ、油小路の変で討ち死にした4人は

最初、山南さんと同じ壬生の光縁寺に埋葬されました。

でも、維新後、生き残った御陵衛士の手により

この戒光寺に改葬されたそうです。


9月に光縁寺へ山南さんのお墓詣りに行ったとき

そこの住職さんが


いきなり来て、何の許可もなく

墓を掘り起こしていったそうで

戊辰戦争後、新選組を始め旧幕府軍は

朝敵とされ、朝廷に歯向かった逆賊として扱われたため

そんな人たちと同じお墓なんて!

っていう思いがあったのかもしれませんが・・・


と、おっしゃっていましたがガーン



でも、一度光縁寺に埋葬されているので

光縁寺にも、4人の名前は記録として残されています。




平助のお墓に手を合わせながら

前に幕末好きの弟が話してくれたことを思いだしました。



「確か、あの油小路の変は藤堂平助は助けるつもりやった。

だから、永倉と原田は、平助のためにわざと道を開けたんや。

それも、平助もわかって逃げようとするんやけど

他の隊士に背中から斬られてしまうねん。

それが平助からしたら「ハメられた!」ってなる。

だから、最後の力を振り絞って刃向かうんやけど

刃向かわれたら、斬るしかない」





油小路の変は、私が読んだ本でも

そんな風に書かれていたし

伊東さんの遺体を使って

新選組が待ち伏せていることはわかっていた。


新選組40名に対し、御陵衛士はたった7名。


完全武装の新選組に対し

甲冑もつけず、まさに死を覚悟の上でのこと。





Always with You ・・・





共に上洛した仲間に斬られた平助と


元同志だった平助を斬らなければいけなかった新選組。



『薄桜鬼』では、この3人が仲良しに描かれている分

史実と併せてみても

この油小路の変は

私が新選組のことを知って

一番切ないと思った事件かもしれません。





お墓参りを終えたあとは

本堂に戻りました。



長くなったので、続きは次にw