日本の国技「相撲」
その起源は、古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、
宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説があげられます。
大相撲の魅力を紹介する「大相撲展」があべのハルカス近鉄本店ではじまりました。
3月11日に始まる大阪場所に合わせての開催で、
この後、大相撲の「場所」の合わせて、名古屋・九州でも開催される予定です。
※ 会場内特別の許可をいただいて撮影しています
会場には、実物の化粧まわし、横綱の綱、懸賞幕、行事の衣装など
約130のアイテムが並んでいます。
勝負ラボ
相撲の醍醐味「勝負」を紹介するコーナー。
歴代の名勝負の紹介や、相撲の科学的分析も行われています。
こちらは相撲教習所で使われている「教科書」です。
横綱がしめていた「綱」も展示されています。
千代の富士さんの綱は、少し色あせていて歴史を感じます。
相撲の美
錦絵や化粧まわし、浴衣など、相撲をアートの面からとらえたコーナー。
化粧まわしは、関取衆が土俵入りの時に身に着けるエプロンようなもの。
色鮮やかで個性的。上の部分には制作社の名前も入っています。
奥のくまモンは、11日からの大阪場所で使われるので9日までの展示となっています。
関取の着流し。
場所入りの時には大銀杏を結い、
羽織袴や自分四股名入りの好みの柄を染め抜いた着流しを着ます。
五城関は仙台出身。
着流しには、伊達政宗の兜があしらわれています。
注目はこの板番付。昭和50年のものです。
輪島に千代の富士など、懐かしい名前が・・・
見つけてみてください。
相撲は楽しい
相撲は大勢の裏方によって支えられています。
行司や呼び出し、床山などの衣装や小道具なども展示されています。
行事は現在43人いて、各相撲部屋に所属し、「木村」か「式守」を名乗ります。
呼び出しも現在43人、『ひがあ〜し〜 ○○山ああ〜』など控え力士を紹介する「呼び上げ」
土俵を作る「土俵築」、「太鼓」の3つが大きな仕事です。
床山は力士の髷を結う専門職。
チョンマゲで3年、大銀杏の習得は5年はかかるそうです。
相撲で遊ぶ
大相撲をエンターテインメントしよう!というコーナー。
実物大(6m×6m)の土俵で、VRを使って相撲を体験することができます。
まずは①行事になって取り組みを仕切ります。
次に②白鳳関と対戦します。
が、白鵬が土俵入りするときに塩をかけられます。
そして・・・どうなるかは是非会場でお確かめください。
体験者は真剣ですが、見ていると結構シュールです。
土俵前では記念撮影もできます。
会場内でチェックしてほしいこと。
① 豆知識
へ〜と言いたくなるそんな情報が隠れています。
② QRコード
読み込むと英語での解説がスマホ画面に表示されるとのこと。
見て学んで、体験もできる展覧会「大相撲展」
インスタ映えする撮影スポットもあります
あべのハルカス近鉄本店で、3月18日まで開かれています。
HP↓
http://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp/cotolab/4/201802sumo.html