『アナスタシア』二回目の観劇です

三階席最後列で観劇。

視界はこんな感じでした⬇️

舞台は遠いけれど欠ける事なく観れそうだと安心したのですが、、。

シアターオーブ久々過ぎて、三階席は上の部分が見切れる事を忘れていました💦

背景の映像の上半分位見えなかった🥲

この値段なので仕方ないですね。

前回の一階席で観た映像美の感動は味わえなかったけれど、俳優さん達は何処にいても見切れる事なく見られたのは良かったです

私の今回の目的は海宝直人さんのグレブを観ることでした

グレブって演じる人によって全然違うのですね。

前回の田代万里生さんは、威圧感と迫力があり、アーニャに対しての気持ちよりも、父親への義務に重きを置いていた様に感じました。

海宝君は人間味のあるグレブでした。父親への義務よりもアーニャへの想いが強かった。

軍服がよく似合いキリッとしているかと思えば、とてつもなく可愛らしいさもあって、、。

ユーモアのセンスのシーンのあの可愛さは反則ですよね

アーニャと対峙する場面では、鬼気迫る勢いで、歌の圧に鳥肌が立ちました。どんどん自分を追い詰めている様で見ていて苦しくなってしまいました。グレブにあれ程感情移入するなんて、、。

海宝君恐るべしです。

アーニャ役の葵わかなさん。

顔の表情が豊かで可愛いかった❤️

体調不良で休演していたとの事。まだ本調子ではなかったせいか、歌声が掠れている時があり高音が苦しそうでした。特に一幕最後のナンバーはちょっと歌声が弱くて残念。木下晴香ちゃんの素晴らしい歌声を先に聞いてしまったので余計にそう感じました。晴香ちゃんも体調不良で休演しているのですよね。心配です💦

堀内敬子さんのリリーと大澄賢也さんのヴラドのコンビはブラボーでした

大澄賢也さんのダンスがキレキレで見ていて気持ちが良かった‼︎ ダンスの人だと思っていたのですが、歌声も素敵でした。

堀内さんのリリーは、台詞が明確で間のとり方も上手く、客席の笑いを誘っていました。

リリーのナンバーは観客の心を捉えていて、私も目が釘付けになってしまいました。

私にとって堀内さんは、『美女と野獣』のベルや『夢から醒めた夢』のマコ、レミゼのコゼットの様なイメージなので、このリリー役は斬新でしたが、素晴らしかった✨

想定外だったのは内海啓貴さんのディミトリです‼︎

私、海宝君がダブル&トリプルキャストで出てる舞台は、（経済的理由で😅）海宝君一択でした。

なので、私にとってはシングルキャストの様なものでした。

でも、今回は海宝君はディミトリとグレブを演じているので、二役を観るとなると必然的に海宝君以外のディミトリを見る事になって、内海さんのディミトリを観たのですが、、。

想定外に感動しました。

内海さんは、海宝君ほど舞台経験はないと思うのですが、それ故に必死さや一生懸命さが伝わってきて、おばさん感動しちゃいましたよ

歌うまさんではないけれど、俺のペテルブルク♪なんてストレートな歌声が心地よくて、気持ちが凄く伝わってきたの。海宝君の歌声とは違う感動を味わえました。

わかなちゃんのアーニャともお似合いで、ラストシーンなんて微笑ましかったなぁ。

旬の時期というか、役に相応しい年齢ってあるのだなぁと。

海宝君で言えば、アラジンがドンピシャだったと思います。20代の勢のある時期の海宝君だったから、あんなにもキラキラとした素敵なアラジンだったのだろうなぁ　　

そう思うと、3年前に海宝ディミトリを観ておきたかったと悔やまれます

とは言え、ディミトリという役は海宝君に合っていると思うし、海宝グレブを観たら、再び海宝ディミトリが見たくなってしまいました

→今の海宝君なら、大人っぽいディミトリが主役の宝塚版アナスタシアが観たい

もう一度行けないか日程表を見ているけれど、残念ながら無理そう

まだまだ公演は続くので、観た方の感想を楽しみにしています　

体調不良で休演している方の回復と、止まることなく千秋楽を迎えられる事を祈っています🙏

アナスタシア 観劇