✨川霧の橋 スペシャルトーク✨ | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


明日は月組博多座公演の初日ですね音譜




先週宝塚ニュースで『川霧の橋』のスペシャルトークが放送されました。

月城かなとさん&海乃美月さん✖️剣幸さん&こだま愛さんの、新旧幸次郎&お光ちゃんのスペシャルトークキラキラ

剣幸さん達がアドバイザーとして演技指導に入っているとの噂を聞いていましたが、スカイステージ のトークコーナーに登場されるとは思わなかったので感激しましたお願いキラキラ


月城さんから、アドバイザーとして紹介された剣幸さんとこだま愛さん。

恐縮したご様子で、照れて見つめ合うお二人が何とも言えず可愛かったですラブラブ
咄嗟にお互い同じ動作を取るなんて、流石は名コンビですね爆笑ラブラブ

月城さんが、
『川霧の橋の再演が決まる前からこの作品はずっと見ていたのですけど』

と言ったら、嬉しそうに頷いているこだま愛さんに対して、

『いくつの時だったの?』

と、すかさず年齢を聞くウタコさん🤣🤣🤣

やっぱりこのお二人好きだわぁラブラブって開始1分で大興奮してしまいました(笑)。

前半、後半と分けて放送して、それぞれ12分程でしたが、とても濃い内容でした。

何度もリピートしています。

最初は、ウタコさんは後輩達に丁寧に的確なアドバイスをしていると思っていたのですが、聞いていくうちに、優しいだけではなく厳しい方でもあるのだと思いました。

ウタコさんは優しくて暖かい人柄で有名ですが、優しいだけでは、素晴らしい舞台は作れないのですよね。




一番最初にそう思ったのは、

『お披露目で(この作品は)厳しいね』

とハッキリと仰った事です。

『我々は5年間組んできて、色々なものを培ってきた上でこれをやった。上級生も下級生も一つの家族みたいな関係のもとつくれた』とウタコさん。


お稽古を見た印象としては、

『一人一人一生懸命やっているけれど、もう少しで糸が繋がってくる。』とウタコさん。

『もう少しで糸が繋がってくる』の言葉を聞いて、激しく頷いている月城さん。

そして、『良いところまでは行っていると思う』とウタコさん。

一見褒めている様に見えて、厳しいご意見だなって思いました。今の時点では納得されてないのだと、、。


でも、ウタコさんの素敵な所は、厳しい内容の事を言いつつも『なーんてね、偉そうな事を言っても(私も出来てなかった)』とか、『こんな事私に言われなくてもわかってると思うけど』とワンクッション入れたりして、後輩達が委縮しない様に気を配っている所です。

役作りについて尋ねられて、適切にアドバイスをした後でも、『これはあくまでも私のやり方ね。』と仰る所も素敵だなぁと。




月組トップコンビのプレお披露目公演で川霧の橋を上演するのは、素人の私から見てもハードルが高いと思っていました。初演を見て、当時のメンバーが作り上げたこの作品の素晴らしさを知っているだけに。



でも、それを誰よりも感じているのは、幸次郎を演じる月城かなとさん自身なのだと、この放送を見て思いました。


月城さん、とても悩んで、もがいている様に感じました。

幸次郎はシンプルな役で、脇差がある訳でもなく衣装に助けられる役でもない。
なので、幸二郎らしさとは何か??
自分はこれで大丈夫だろうか??


相手役との信頼関係についても、ちゃんと(声を)掛けて上げないといけないし、受け取らないとと思うけど、いっぱいいっぱいになってしまっている。


周りの皆との関係性が難しい、、。等。


月城さんが悩んでもがきながらも、良い作品にしようとしている事、相手役との信頼関係をつくろうとしている事、月組をよい組にしようとしている事が痛いほど伝わってきて、その姿勢に感動して涙が出てきてしまいましたぐすん


その姿をさらけ出して、剣さんにアドバイスを貰っていて、剣さんも適切なアドバイスをしていて、、。


何て素敵な番組なのだろう✨

って思いました笑い泣き


月城さんは、初演の川霧の橋の映像を見た時に、剣幸さんとこだま愛さんの信頼関係や、月組の家族の様な暖かさに感動したそうです。

なので、その事についてもウタコさんに聞いていました。

きっと新生月組もその様な組を目指しているのでしょうね。

これからの月組に期待大ですねウインク



ウタコさんからのアドバイスもとても素敵でした。


幸次郎らしさについては、シンプル=何も無いとならない方が良い。幸次郎は皆に対して大きいものを持っている男だと。


トップコンビの信頼関係は、自然に出てくる。



組子との関係性について。
お芝居はその人が出てしまうから怖いし、上級生、下級生とかあるけれど、同じ舞台に立ったいる人間としては、上も下もない。
意見を言い合える環境作りが大事と。



一番素敵だと思ったアドバイスは、
おもしろいと思ってやって欲しい。と仰った事です。

お芝居は色んなやり方があっていいし、面白いんだよ。と、ウタコさん。



番組の最後に、『誠実に、楽しんで、それが一番大事だったのだと今日気付かされたので、皆んなで楽しんでぶつかっていきたいと思います』と、月城かなとさんは力強く意気込みを語っていましたよ。


海乃美月さんは、自分の課題をきちんとわかったいて、そこをこだま愛さんにアドバイスしてもらっていました。

最後には『今の月組だからこそ出来るものにしようと覚悟が出来ました』と。頼もしいトップ娘役ですね✨

こだま愛さんも『宝塚に10年いたけれど、お光はとても愛おしい役でした。今回はお光ちゃんを海乃美月さんが息づかせてくれるのをとても楽しみにしています。』と。こだまさんも後輩を見る目があたたかいですね。


川霧の橋は31年前に月組で上演された作品です。初演の時のトップコンビと、今の月組のトップコンビのトークが聞けるのは貴重ですよね。

私は川霧の橋の再演は反対派ですが、このトーク番組を見て、この作品の難しさに苦しみながらも真摯に向き合っているトップコンビを見て、応援しようと思いました。


明日の初日が素敵な舞台になります様に。

そして、無事に千秋楽まで完走できます様に。

博多座へは観に行けませんが、遠くから祈っていますキラキラ