最近宝塚を観て気になっているのが、トップスターの開演アナウンスに拍手が入る事です。
お披露目公演だったらまだわかるのですけどね。『おめでとう‼️』の気持ちが込められていると思うし

でも、ここ数年の間で普通の公演でも拍手が入る様になりましたよね。
私は開演アナウンスに拍手って要らないんじゃないかな、って思います。
っていうか、出来たらして欲しくないなぁ。
と言うのは、私は開演アナウンスフェチだからです。
私が宝塚にハマったのは、月組トップスターの剣幸さんの開演アナウンスを聞いた瞬間でした。

このブログにも書きましたが、剣幸さんの開演アナウンスの声に聞き惚れてしまったのですよね〜

私は、開演アナウンスにもトップさんの人柄が出ると思うんです。
例えば、花組トップだった大浦みずきさん。
他のトップさんは、
『ようこそ宝塚へお越しくださいました』
って言っていたのですが、大浦さんは、
『ようこそ東京宝塚劇場へお越し下さいました』
って言っていて『東京宝塚劇場』を強調した感じだったのが東京組の私としては嬉しかった。
大浦さんの誠実な感じが出ていたのですよね〜。
雪組トップだった一路真輝さんは、物凄く優しい語り口で、普段から優しいトップさんなのだろうなぁなんて思いながら聞いていました

一路さんと言えば、『コートダシュール』の時のアナウンスが物凄く慌てていた感じだったのですが、当時はもしかして生でアナウンスしていたのかしら?? オーバー目に言うと、ゼーゼーした感じが伝わって来たんですよ。
意外だったのは、香寿たつきさん。
舞台ではとても渋い男役さんなのに、開演アナウンスでは女の子みたいな声で(実際女性ですが笑)、ギャップがたまらなかった( ´艸`)
開演アナウンスから男役の声を作っている方もしるし、普段の声でアナウンスしている方もいて、興味深く聞いています。
で、剣幸さんはと言うと物凄く素敵な声でした。
余談ですが、当時は『つるぎみゆき』って読めなくて、『ケンコウ』さんだと思っていたんです(笑)
なので、開演アナウンスで
『月組のつるぎみゆきです』
って聞いた時の衝撃は今でも覚えています(笑)
それ以上に覚えているのは、声が暖かかった事です。宝塚を初めて観る私をあたたかく迎えてくれた感じがしました。
これは私の父親も言っていたのですが、剣さんの『ごゆっくりご観劇下さい』の言い方が心地良かったのですよね。気持ちが良く観劇する事が出来ました。
おもてなしの気持ちが伝わってくる素敵な開演アナウンスでした



なので、私はトップさんの開演アナウンスをじっくり堪能したい派なので、あそこで爆発的な拍手が起こるとちょっと気持ちが冷めてしまいます。
でも、最近のファンの方は開演アナウンスで拍手が起こらない方が違和感を感じるのでしょうね。
私の様な意見は少数派だと思うし、これからも拍手は続くとおもうのですが、たまに爆発的な拍手でトップさんの声が聞こえない時があるので、それは勘弁して欲しいな。
開演アナウンスと言えば、雪組『凱旋門』の初日で轟悠さんのアナウンスで拍手が起こらなかったとの事。
轟さんのファンの方は久々の大劇場主演なのに何故拍手をしないのか、と不思議に思っている方が格好いらっしゃいましたが、、。
多分轟さんファンの方は開演アナウンスで拍手をする習慣がないのだと思います。
因みに私も、花組公演を観に言っても明日海りおさんの開演アナウンスで拍手はした事がありません
→こういう事には頑固な私です(;^ω^A
