
劇場内には新年にふさわしい豪華なお花が飾ってありました

お芝居の『舞音』は、アベ・プレヴォ作の「マノン・レスコー」をもとに舞台をインドシナに置き換えたアジアンテイスト溢れる作品をでした。
植田景子先生は、心情をダンスで表現するのが好きですよね。
振付も綺麗で視覚的には美しいんだけど、、、。人物の心情があまり描かれていなかった様な気がしました。
シャルルとマノンは出会った瞬間に恋に堕ちるのですが、次の瞬間に愛の化身の様な人達が出てきて、愛のダンスをしたらいきなりベッドが出てくる、、、っていう展開なので、感情移入が出来なかったんですよね

花組の『愛と革命の詩』も全く同じだったので、植田先生はこういう演出が好きなのでしょうか⁇
また、美弥るりかさんが『シャルルの心』の様な役で、ダンスで心情を表しているのですが、とっても不思議な存在でした;^_^A
この役って必要なの??って思ってしまいましたが、美弥さんのダンスは素敵だったので難しい事は考えずに舞台芸術として観れば、堪能出来ました

なんだかんだ言いましたが、物語が進むにつれて、段々引き込まれていってラストシーンではウルウルしてしまいました

月組のトップコンビは、前回の『1789』ではお芝居では絡まなかったので、今回は恋人の役でガッツリ組んでいて良かったです。
マノン役の愛希れいかさんは、兎に角黒髪が美しくて、スタイルが素晴らしいですね‼︎
どうしてシャルルに惹かれるのか、というのが脚本に描かれていなくて役作りが難しかったと思うけど、シャルルを愛している気持ちは痛い程伝わってきました。
クリストフ・モラフ役の凪七留海さんがシャルルの友達役を好演してました。後半のシャルルとのやり取りは感動しました。
それから今回から正二番手になった珠城りょうさん。マノンのお兄さん役で出番も多いかと思いきや、、、。二番手にしては役不足ですよね

次回に期待します‼︎
ショーの『GOLDEN JAZZ』は、とっても楽しいショーでした





客席もタンバリンを持っている人が多くて、盛り上がってましたよ。私はタンバリンは購入しなかったのですが、なくても楽しめました

私が特に印象に残っているシーンはアフリカのシーンです。
この時の愛希さんのダンスが凄かった





登場の仕方もとってもカッコ良かった‼️
宝塚はどうしても男役中心になってしまうけど、愛希さんみたいに実力のある娘役さんが舞台の中央で踊っている姿は爽快感があります。
月組はトップの龍さんはじめ、歌が安定しているのがいいですよね~。
銀橋に出てきて歌うスターさん達の歌を安心して聞けるって本当に素晴らしいです‼️
新年にふさわしい、明るくて楽しいショーでした
