こんにちは
今１時間近くかけて書いた文章が消えました！！
が、大事なことなのでもう一度書こうと思います
本日まつげエクステに関して大事なニュースがありましたので
そのニュースに関して当店の見解を。
「まつげエクステ」で健康被害相次ぐ 消費者庁、厚労省に監督指導強化の要請
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100217/20100217-00000986-fnn-soci.html
国民生活センターよりまつげエクステに関する注意の会見が行われました。
まつげエクステは年々店舗が増加し、
そのため価格競争が激しくなりました。
そのため
グルーが強力で持ちが良いエクステ ＝ リーズナブルで良いエクステ
という方程式がいつの間にか出来上がってしまい
使っているものがどういうものなのかの認識もなく
利益だけを追求しトラブルに対して対応が出来ない店舗が増えたため
上記のようなニュースになる結果になったのだと思います。
現に国民生活センターのPDFを見ても
被害報告されている件の大半が問題発生時のサロンでの対応不十分のための被害報告でした。
当店でも他店様のリムーブをすることが多々ありますが
「こんな商材を使ってこんな施術をしているお店がたくさんあるのだから
ニュースになってもおかしくない。逆にニュースにならない方がおかしい」
と正直思います。
そもそも物を見るということを行う大事な「目」の部分に
極端に言えば（種類は本当はたくさんあるのですが）アロンアルファと同じ
シアノアクリレートの成分を使ってつけているのです。
まつげエクステに使うグルー（糊）は
アロンアルファと違ってカーボンが配合されていますので黒いですが、
シアノアクリレートの種類は違えど、
ホルムアルデヒドの発生するシアノアクリレートを使っていますので
危険でないと言ったら嘘になります。
その中でいかに危険でないまつげエクステの施術を行うかが
重要になってきます。
厚生労働省は
「美容師免許を持った施術者のもとでの施術」をすすめていますが、
私は必ずしも美容師免許を持った人が優良な施術者とは限らないと思います。
現在美容学校では衛生管理などはきちんと勉強できますが、
『目元にシアノアクリレートを使う』という勉強はなされていません。
美容師免許うんぬんよりも（所持していればなお良いですが）
・衛生管理（道具の管理、サロンの衛生状態）の整ったサロン
・きちんとお客様の皮膚、まつげの状態、体調を把握した上で施術を行えるサロン
・施術を行う商材（グルーやエクステの仮毛）について成分などをきちんと把握しているサロン
・何かあったときに即座に対応してくれるサロン
を指標に良いサロンを選んでいただきたいです。
まつげエクステもそうですが、
ネイルやメイク、脱毛、アートメイクなど・・・
女性の美に対する意識が高くなるにつれどんどん新しいものがうまれていきます。
それぞれに関して国側が規制をかけるのであれば
本来ならば時代に対応して国側が個々の職種に国家試験を作るべきなのだと思います。
しかしお役所も大人の事情なかそういうわけにはいかないので
昭和３２年に成立した美容師法に沿って見解を出しています。
私事ですが、
まつげエクステの施術に携わって今年で６年になります。
まつげエクステに関して美容師法の通達が出されたのは私が施術者になった後のことです。
国で決まったのならばと
一時は通信で美容学校にも通いましたが、
美容学校の通信課には春と冬にスクーリングがあり学校に通わなければなりません。
その頃はまだサロンを一人で経営している状況だったので、
子供が小さかったのも重なりかなりハードで体調を崩してしまいリタイアしてしまいました。
しかし、国からの圧力がここまで大きくなってしまうと
もう美容師免許を取得せざる負えない状況になってきてしまったと痛感しております。
なので
『美容師になりたいわけじゃないのに美容師免許を取得するためだけに
４月から再度美容学校に通おうと思います』
まつげエクステは何千人も施術を経験してわかっていくものなので、
美容師免許なんて私にとっては単なる肩書きできしかありません。
しかし私自身もともと法曹界に行きたかったのもあり
国の決まりを破ってまでコソコソと我が道を行くのは道理に反すると思うので
私が美容師免許を取得していることによって
お客様に施術を安心して受けていただけるのであれば
それだけでも取得する甲斐はあると思いますので４月から頑張りますね！
そろそろ２人目が欲しいな。。。とかも考えていましたが・・・
まつげエクステに全てを捧げるつもりで頑張りますので！
皆様サロン選びは本当に慎重に行ってくださいね！！
