父のけんちゃんは介護施設で暮らすようになって丸6年です
コロナの感染警戒から外出もままならない状況でしたが
やっと警戒が解かれて外出が出来るようになりました
何処に行きたい?
そう聞くと
「〇子の家」
姉のところに連れて行くことになりました
町の社協で福祉車輌を借り施設に迎えに行って姉の家に向かいます
姉の家までは約1時間
小雨降る風の強い日ですが車の中から懐かしい?風景を見ています
けんちゃんは戦争に行く前にこの道中の何処かで暮らしていました
もちろんその頃の町の面影は何も残っていません
でも百歳を超えたけんちゃんの頭の中には今も残っているようです













