2020年代に入ると化石燃料について各国はより具体的な削減目標を設定し、2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)を達成するという目標を掲げる国が増えてきた。

日本や欧州連合(EU)、アメリカなどがこの目標を設定し、化石燃料からの脱却を進める方針を打ち出した。

日本から原発が無くなるのは望み薄のようだ。

政府はエネルギー政策を転換して思いっきり原発に回帰してしまった。

2050年まで私が生きている可能性は非常に薄い。

たぶんカーボンニュートラルを見届けることは出来ないだろう。

それに引替え原発危機にまた遭遇する可能性の方は非常に高くなった。

やむを得ないことなのだろうか。

なんとも悲しい。

田舎に住んで6年、ほどほどの生活がよいというのも分かり始めた。

父母が続けてきた生活をそのまま引き継いでいる。

電気も無駄な使い方はしていない。

自然の恵みはありがたくいただき地球を壊さないように生きている。

先進国の人口減少など世界全体の人口爆発から見たら取るに足らないものだ。

私達はこの地球から逃げ出すことは出来ない。

助け合って少しでも長く生きようとしたあの日々を私達はもう忘れてしまっている。

必要以上にエネルギーを使ってしまう私達こそが実は悪者だったのです。

私は震災後の仙台で見たCMが消えたテレビが思い出されて仕方ない。

あの時の真剣な生き方こそが本当の人間の姿なのではないのか。

今日はここまで。