コロナ過の中で生き延びるには「動くべからず」と言った。

感染リスクを下げる為の方策だ。

そうは言っても動かなくても死ぬときは死ぬ。

ご近所のお年寄りが立て続けに亡くなった。

高齢化の進んだ過疎の村ではチョットした寒波でもお年寄りはバタバタ死んでいく。

コロナでなくても死ぬときは必ず来る。

いや、コロナで死ぬことの方が極めて稀なのだ・・・今のところ。

それほど大騒ぎ?することではない。

・運が悪かったね。

・遊び回ってたからしょうがないね。

・あそこのクラスターにやられたのね、お気の毒に。

不意に襲った死はもちろん身内にとっては大変な悲劇であるけれど他人にはそうではない。

死はいつでも身近であり、当たり前のことのように時間が消化していく。

若くして死ぬ人も居れば長寿を全うできる人も居る。

少々?の違いはあれど結局皆死んでいく。

何も、大した事ではない。

当たり前に死は訪れる。

動いても、動かなくても。

 

花子、「そうね」