サラリーマンの郊外移転が始まっているそうだ。

テレワークの拡大が原因らしい。

近年は都心のバリアフリー住宅が人気であったが、コロナウイルスは住宅事情も変えつつあるようだ。

確かに、人には密を避けたい本能が有るように思う。

そう思っても移転となると事は大ごとになる。

そこで自分の山を買って息抜きに逃げ出してくる人たちが現れた。

山でキャンプをして、星を見たり大声で叫んでみたりしてストレスを発散しているそうだ。

うん、なかなかのアイデアではないか。

四季折々の自然の風景は心を癒してくれるだろう。

水も電気も工夫すれば自前で確保出来るだろう。

納期の迫った仕事も、やるつもりになれば出来るだろう。

器用な人は木工品を作ったり、山菜料理に凝ってみたり、サバイバルゲームを楽しむのも良いだろう。

やがて自宅に居るより快適になってくるかも知れない?

但しだな、

山の不動産屋さんは重要なことを周知してやらないとだめだぞ~。

「熊が出そうなところは買わない方が身の為ですよ、お客さん」

 

花子、「又、襲われたらしいわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

番外作品

Kenichi Museum