https://www.youtube.com/watch?v=3N9wlWK_BqU
思っていたより水量が少ない。
田舎の家より上流約10kmでこのような状況だ。
これより上流になると”せせらぎ”の様相。
こんなはずではないのだが。
梅雨時だというのに。
世界有数の多雨地帯を流れる川だというのに。
一級河川にあるまじき水量ではないか。
こんな調子では10mごとにカヌーを担いで瀬を歩かなければならないじゃないか。
子供の遊びじゃ無いのだからね、悠々として下りたいんだけどね~。
上流の宮川ダムが湛水モードに入っているのか?
あ~ヤッパリそうだ。
宮川ダムは水面を下げて大雨に備えている。
放流量0.55㎥/sではしょうが無い。
鮎釣り客のためのお情け放流だ。
宮川ダムからは発電用の水が取られている。
今はフル発電であろうから約8㎥/sが宮川を流れずに直接熊野灘に出てしまう。
流入量から発電用を差し引いて安定水位を保つだけの放流量だ。
こんな状態から一転、大雨が降ると水量は何百倍にも増える。
ダムの設計最大放流量は1500㎥/sであるのだから。
川下りに丁度良い水量というのを見極めなけらばならない。
これは以外と難しいぞ。
? 銘:安定のない器
Kenichi Museum
