少し草取りをやってみた。
k子さんに教えられた方式で。
今日1日で取り切れそうな面積を決めてやり出した。
すぐに飽きた。
と言うより、
この作業を毎日やることは絶対無理だと悟った。
元々「協生農法」を気取っていたのだから雑草が生えていても良いではないか。
地べたに草が生えるのは至って自然なことだよ。
無理に周りの農家と合わせて同じことをやる必要は無い。
もう十分”一目置かれる存在”になってしまっているんだから、
怠け者と言われようが奇行と見られようが構わない、自分のやり方でやるさ。
そこへ、
Aさんが来て「トマトもナスも良く出来てるじゃないか」と、草だらけの畑を褒めてくれた。
「わしは草が伸びてきたらヒモで刈ってやるんだよ」
「草を絶やそうなんて思ったら身体と時間がなんぼ有っても足らんよ」
やはりそうか。
k子さんの真似はみんなも出来ないのだ。
k子さんの”草全滅作戦”はやめて、Aさんの”伸びてきたら刈る方式”にしよう。
花器 銘:伸び切る
Kenichi Museum
