Hさんのお手伝いで再び茶摘みをする。

今回は出荷しない、自家用のお茶だ。

Hさんは必要な分の茶葉を確保したら余分な茶葉は捨てる。

せっかく摘んだ茶葉を何故捨てるのかというと、「御茶」にする為には加工賃がかかり持ち出しが増えるからだ。

茶は(米もそうだが)儲けを出すために作っているのではない。

作れば作るだけ赤字が膨らむのが現在の農家(1反百姓)である。

では何故に作るのか?

その訳はかなり深く私もはっきり解らないので又後ですることにしよう。

とりあえずHさんは、

自家消費と贈答用に約7kg(完成した御茶としての重量)を確保出来るだけの茶葉約60kgを超えた分は捨ててしまった。

茶摘みが終わった後は茶株をごっそりと刈り込んで翌年以降に備えておく。

Hさんは伝説の茶人(茶作りの)Rさんの指導を受けた茶作り名人なのだ。

私はRさんを「おやじの茶」にしたが、Hさんはその技術を継承した。

https://ameblo.jp/polaris-01/entry-12369729838.html

この地域にHさんより上手に茶を作れる人はたぶん居ないだろう。

今のところ、いやこのも先ずっとだろう。

今日はたった半日の作業なのにかなり疲れた。

Hさんの茶摘みスピードはかなり早い、まるで茶畑のポルシェだ。

一気に疲れが出てしばらく横になっていた。

夕刻起き出して野菜に水をやり、昨日の青い鳥の巣を見てみた。

親鳥を近くではっきり見たがやはり「イソヒヨドリ」であった。

 

https://www.youtube.com/watch?v=tfQUPGzJx0M

青い卵がなくなっていたので全数孵化したようだ。

まだ目も開いてないが、近づくと口を開けてエサをねだってくる。

巣立ちは2週間くらい先か?

 

 

 

 

花器     銘:双子雛

Kenichi Museum