ほったらかし農法の畑を見てお隣のおばあさんが、

「其処に何が植えてあるんやな?」

と、杖で玉ねぎの畝を差すので「玉ねぎ」と答えると、

「違う違う、青いのが一杯植えとるやんか」と、

野菜作りのレジェンドは少し目が悪い。

「こ、これ?、これは草や、草」

「あれま~、そんなことしたったらあかんわ~」

「○○さん『母』は草1本生やせへんかったけどな~」

確かに母は草を野放しにしなかった。

レジェンドは、

畑たるものは植えた野菜以外のもんが有ってはならない。

野菜の緑色以外の部分は土色をしていなければならない。

そう思っていることは百も承知である。

私のほったらかし農法を説いても鼻で笑われるだろうから従っておく。

久しぶりの草取り作業で気持ち良い汗をかいた。

 

before

 

after

 

※ほったらかし農法とは私が勝手にやっているグータラ農法です。

自然に逆らわず人の作為を省きお天道様の恵みを素直に頂戴しようとするもの。

種を蒔いたら自然の為すがままに放置しておき肥料も農薬も使わない。

草取りも原則やらず人手を入れるのは日照りのときの水やり等最小限にとどめる。

鳥獣が来ても自由に食べさせてやり残った物をいただく。